天文屋日記
天文屋のスーダラ日記です(気まぐれ不定期更新)
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2008年8月31日(SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM テスト撮影) SIGMAの50mm F1.4 EX DG HSM(ニコンマウント)を入手しましたので、早速テスト撮影を行いました。 画像は全てNikon D3で撮影したものです(三脚固定撮影)。 各画像をクリックすると大きな画像が開きます。 (2008.09.02、オリジナル解像度の画像に差し替えました) (注:解像度はオリジナル画像の4256×2832ピクセルのままですが、ファイルサイズを小さくする為に 画像の圧縮率を上げてあります)
35mmフルサイズのデジタル一眼レフカメラで使用した場合、残念ながら絞り開放のF1.4では画像周辺部の星がかなり いびつな形に写ってしまいます。F2.0でもまだ完全には改善されておらず、F2.8あたりまで絞らないと安定しません。 画像周辺部のコマ収差の少なさに関してはノクトニッコール(58mm F1.2)の方が優れている様に思われます。 但し、撮像素子がAPS−Cサイズのデジタル一眼レフカメラであれば、レンズ中央付近の星像の安定している部分しか 写らないので、絞り開放でも実用になりそうです。 フレアに関しては、このスペックのレンズにしては非常に少なく、絞り開放時から非常にシャープな星像が得られています。 (普通のレンズであれば、絞りを開けるほど星像の輪郭が甘く、ボテッとした描写になりがちですが、このレンズでは その傾向が非常に軽微であるように感じられます。流石、最新設計のレンズだけのことはあります。) 周辺減光に関しては、絞り開放で若干の光量低下を感じる程度であり、非常に優秀であると感じました。 周辺光量の豊富さではノクトニッコール(58mm F1.2)よりもSIGMA(50mm F1.4)の方が明らかに 優れていると言えるでしょう。 (注:天文屋はノクトニッコール(58mm F1.2)を所有しておりませんが、SIGMA(50mm F1.4)との画質比較については Pulsarさんのホームページ 「ニコン標準レンズの撮影比較結果」 http://pulsar.la.coocan.jp/lenstest/nikon/nikon_50mm.htm を参考にさせて頂きました) |
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2008年8月7日(絞り連動爪固定ガイド入手) 天文ガイド2008年9月号の28ページに掲載されていた、「絞り連動爪固定ガイド」なるものを本日入手しました。 天文ガイド9月号の発売日は8月5日、絞り連動爪固定ガイドの入手日は・・・8月7日。 つまり、天文ガイドの発売日当日に天文屋は注文のメールを送ったのでありました。 (^◇^;)ゞ 2年ほど前に書いた日記(2006年7月25日(絞り環の無いレンズ不要論))の本文中でブーたれていた通り、 天文屋はNikon Fマウントレンズで絞り環の無いタイプ(Gタイプ)のレンズの汎用性の無さをかなり問題視していたので 間髪入れずに購入手続きのメールを送信しました。 実際に使用してみたところ、製品装着状態でのがたつきは全く無く、絞り連動爪の空きスペースにぴったりとはまり込んでいました。 奥までしっかりと差し込んでおけば使用中に外れる危険はまずないだろうと思われます。 いやあ、本当にいいものを作ってくれました。 橘製作所さん、感謝致します。 橘製作所さんのホームページ http://www.aa.alpha-net.ne.jp/koko01/fgaido/fgaido.htm
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2008年7月6日(狐の嫁入り) すんません。更新2ヶ月もサボってました。<(_ _)> 特に理由は・・・ありません この期間、天文関連の活動を何もしないで ただ遊んでいたわけではなく、更新ネタもいくつかあったのですが、 何となく更新する気力が失せてダラダラ〜っと・・・。 天文屋には、たま〜にそんな時期が訪れるのであります。 元々、ここはスーダラなホームページですので・・・・・・お許し下さいませ。 どちらにせよ、天候の方もここ2ヶ月ほどの間 あまり優れず、天体画像の新作は撮れていません。 「おっ、今晩は久しぶりに晴れてるな〜」と思って空を見上げてみても、妙に透明度が悪かったり、 天頂付近しか星が見えていなかったり(←それを霧と言う)、すぐに曇ってしまったり・・・と。 そんな状態の連続で、まともな撮影の行える条件の晩はありませんでした。 まあ、5月後半〜7月は元々天気が悪いですから、この期間は開き直っておもいっきり休むか、 機材の整備、改造に充てるのが普通なのではありますが・・・。 でもって、本題。 窓から空を眺めると、「いかにも積乱雲」といったおもしろい形の雲が見えたので、「ここは一発撮影を」 と思い ゴソゴソとD3を取り出したところ、夕立による集中豪雨が突然始まりました。 何枚か撮影しているうちに積乱雲の陰から太陽が姿を現し始め、適正露出に補正するため シャッタースピードを 上げて撮影。その結果、「無数の雨粒が空中にほぼ静止した状態で写っている」という、おもしろい画像が撮れました。
一般的に、自由落下中の雨粒は「潰れた饅頭の形」をしていると言われていますが、天文屋の撮影した画像を見る限りでは 「球形」に近い様な気がします。雨粒を完全に静止させた状態で撮影するには1/4000秒ではまだ不足で、雨粒が多少ぶれて 写っているせいなのかもしれません。 ISO感度を上げれば1/8000秒でもイケたはずですが、そこまでは頭が回りませんでした。 1/8000秒で撮影すれば、果たして雨粒は教科書通りの潰れた饅頭型で写るのでありましょうか? 試してみたいのですが、こんなチャンスもう2度と無いかも・・・。ああ、気になるなあ・・・。 (誰か挑戦してみて下さい) 「追記」 雨粒の終端速度を計算できるWEBサイトを発見! http://irws.eng.niigata-u.ac.jp/~chem/itou/ce/termvel.html その他のWEBサイトでも調べてみたところ、雨粒の直径の範囲は1〜7mm程度とのこと。 夕立の際に降った かなり大粒の雨であったことを考慮に入れると、上記画像の雨粒の平均直径は5mm程度で あったものと推測されます。 直径に5mmの数値を代入して計算すると、終端速度は11.77m/sec。 よって、1/4000秒間に直径5mmの雨粒が落下する距離はおよそ3mmであるということが判明しました。 ・・・・・どうやら、ブレて写っているみたいです。 え? 「D700の話題は無いのか」って? ・・・・・・D3を高価な価格で購入した私にとっては「バッドニュース」でした。 D300サイズのFX機がこんなにも早い時期に、しかもこの価格で発売されるとは夢にも思いませんでした(泣) |
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2008年5月6日(更新日5月7日) (トースト出撃) 5月6日の夕方頃に外の状況を確認すると大粒の雨が降っていたので、 「こりゃあ今晩の撮影は無理に違いない」と思っていたのですが 午前0時頃に外に出てみたら、なんと超快晴。まさに「何じゃこりゃー」状態。 既にパジャマに着替えており、もう寝ようと思っていたのですが、 「この機会を逃したら次はいつ撮影できるかわかったものではないゾ」 と自分にマインドコントロールをかけ・・・・・そしてスクランブル出撃。 カメラはNikonのD3、レンズはSIGMA 8mm F4 EX CIRCULAR FISHEYE と TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACROを選択。 自宅の北側150mほどのところにある空の開けた場所へ機材を持って移動し、セッティング開始。 シンプルな機材構成なので、組み立てはあっという間に完了しました。 うむ、それでこそポータブル赤道儀。世は満足じゃ。 さてさて、機材を組み上げた後は極軸合わせ。 極軸合わせはポーラファインダーの指標に、北極星(2.0等)、子熊座のδ星(4.4等)、ケフェウス座の51番星(4.3等) の3星を合わせて行う仕様です。北極星は余裕で視野内に確認できたのですが、子熊座のδ星とケフェウス座の51番星 については光度が暗い為、探すのにやや手間取りました。 この2星の確認と導入については、空の透明度の悪い晩や光害の酷い場所での撮影では苦労するのではないかと感じました。 ポーラファインダーの口径は2cm。もう少し大きめの口径のファインダー(口径3cm程度)が必要ではないかと感じました。 口径3cmのファインダーであれば、それほど携帯性が悪くはならないと思います。 ぜひ後付けオプションとして新規開発して頂きたいものです(ついでに指標の方も2030年頃まで使えるものにして欲しい・・・)。
↑まずは円周魚眼レンズによる撮影。焦点距離が短いので余裕。 カメラのISO感度を低くして10分露光とかも試してみれば良かったのですが、 この後、夜露でレンズが曇ってしまったので試していません。 (手を抜いて、ヒーターを持っていかなかったのがいけなかった・・・) 試してはいませんが、多分、余裕で成功するでしょう。
↑次は焦点距離28mmでの作例。 まだまだ全然余裕です。偶然、写野内に流星が流れました。 それにしても、TAMRONの28−75mm、周辺減光が酷いッス・・・ ステライメージでも補正しきれません。 (これでも一応35mm判対応のレンズなんですけどねえ・・・)
↑次は、焦点距離62mmでの作例。 露出1分の画像を6枚撮影しましたが、ガイドは全部成功していました。 左端に北アメリカ星雲が写っています。 IR改造のカメラにはかないませんが、D3は赤い散光星雲がわりと良く写ります。
↑最後に、焦点距離75mmでの作例。 こと座の方向に向けて撮影。青色の輝星はこと座のベガです。 完全に星像が点の状態を保っており。まだまだ余裕がありそうです。 (星が伸びて見える部分があるのはレンズの収差によるものです) レンズが夜露で曇ってきた為、ベガの周囲がおかしなことになっておりますが、気にしないで下さい (湿気ムンムンの日本では、ヒーターでレンズを暖めてやらないことにはどうにもなりませんね) 望遠レンズ編へ続く(後日公開予定) |
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2008年5月5日 (燃える男の赤いトXXXX) 先日、ポータブル赤道儀「トースト」の予約を入れておいたのですが、 5月3日、ようやくTOAST TECHNOLOGYからメールが到着しました。 「トーストの出荷準備が整い、既に出荷済み。到着は5月4日の予定」とのこと。 おい、ちょっと待て。5月4日は出勤日なんですけど。 代金の支払い方法が「代金引換」なので、家にいない日に配達されても困るゾ。 アチャー、最悪のタイミングやなあ、しゃーない、親に頼もうか。 でも、それだと、また高い金を出して天文機材を買い足したことが親にバレてしまうわけで・・・。 ヤマト運輸のホームページで配達日を変更できないものか、いろいろトライしてみたものの結局無理と判明。 そして、仕方なく親に現金入りの封筒を渡す天文屋。トホホー。また叱られるよ。 (家の中が天文機材の置き場のせいで狭くなり、親から睨まれております) ところで、このポータブル赤道儀、名前が何で「トースト」なのかと言うと・・・、 食パンのトーストに形が似ているから・・・(と推測されます)。 一目見た時から、すっかりこの形の虜になってしまいました。 「燃える男の赤いトXXXX」と一曲歌いたくなってしまった天文屋。見事なまでにお馬鹿さんです。 http://www.youtube.com/watch?v=0kbiPe4P12o(←暇な方はクリック) (確かに色は赤いけど、名前は「ト」しか合ってへんやんか〜と ツッコミを入れないで下さい)
梱包を解き、いざトーストを手に取ってみると想像していたよりもかなり重く感じました。 (ポーラファインダー、傾斜ウェッジ、電池を含まない状態で約3kg) 高精度を実現するために、しかるべきパーツを使用するとやはりこの重量になってしまうのでしょうか。 追尾精度についてはまだ試写を行っていないので不明です。 (今晩も晴れそうにない・・・こんな時に限ってなぜか悪天候・・・) 今回、傾斜ウェッジも同時に購入したわけですが、やはり傾斜ウェッジは必要と感じました。 傾斜ウェッジが無い状態では重量バランスが悪いため、架台部のかなりしっかりした三脚が必要となってしまいます。 一方、傾斜ウェッジを本体に装着すると一部が出っ張ってしまうためケース等に納めにくくなってしまうというデメリットもあります。 (モノが「ポータブル」なだけに、六角レンチでネジ2本を締めたり緩めたりする手間さえ面倒に感じてしまうのでありました・・・) ポーラファインダーについては(いい意味で)軽量化、簡素化が図られていますが、必要な機能 (視度調節装置、極軸合わせのための指標、暗視野照明装置)は抜け目なくきちんと装備されていました。 ただ、残念なことに、極軸調整の指標が2010年までしか対応しておらず、それにレンズを保護するためのキャップも 添付されていませんでした (この2点については、ぜひとも改善して頂きたいと思います。追加購入という形になってもかまわないので・・・) この続きはまた後日。 |
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2008年4月29日 (Stella Image Ver6 到着) 本日、Stella Image Ver6がついに到着! これでD300、D3のRAW画像読み込みが可能になりました(祝) RAW画像のサムネイル表示、RGB別の周辺減光補正が可能になりました。 ワークフロー機能、選択マスク機能 等の新機能も追加されています。 1週間くらいゆっくり試してからユーザー登録したいと思います。 Ver5でユーザー登録するのを忘れており、Ver6のダイレクトメール(優待価格が適用されてない) が届いてから慌ててVer5のユーザー登録を行いました。 その結果、(優待価格適用の)ダイレクトメールがもう一通届きました。 AstroArtsさん、余計な経費を使わせてご免なさい。
ところで、D3のファームウェアのバグ方はどうなったのかと言うと・・・ 4月25日にNikonのサイトから改善版のファームウェアB Ver1.11がダウンロード可能になりましたが まだアップデートしてません。 しばらく様子を見てから(他人様を人柱にしてバグの有無を確認してから)アップデートする予定です (・・・ピピピ、勇者 天文屋は賢さのレベルが1上がった、モラルが1下がった・・・) |
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2008年4月20日 (Nikon D3の「稀な画像」とやらを撮影するゾ) 情報が一向に集まらないのでNikon D3のファームウェアをVer.1.10にアップデートすると、どんな画像が撮れるのか、 自分で実際に検証してみました。 画質をRAWの14BIT ロスレス圧縮、レリーズモードを高速連射モードに設定して撮りまくったところ、見事に成功! 下の画像を御覧下さいませ。 撮影したRAW画像をCapture NXで現像した後、標準画質のJPEGで保存してあります(画像クリックで拡大されます)。
ややや、分身の術? どうやら、異常が発生すると画像が横方向にストライプ状にずれる様です。 何にせよ、天体撮影で高速連射モードを使うケースなど全く無く、今のところ実害は皆無です。 (実は、普段の撮影でも高速連射モードを使用することなど、非常に稀だったりするわけで・・・・いわゆる宝の持ち腐れって奴ですな。 いかんいかん、もっと活用せねば。) 4月下旬に対策が盛り込まれたアップデータが公開される予定ですので、それまで気長に待つことにします。 追加情報 他人様のD3でも状況は全く同じで個体差は無し↓ 完全にファームウェア起因。 http://www.robgalbraith.com/bins/content_page.asp?cid=7-9309-9408 http://forums.dpreview.com/forums/readflat.asp?forum=1021&thread=27589854 |
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2008年4月19日 (慌てる乞食は・・・・・) デジタル一眼レフカメラ D3のファームウェアをVer.1.10にアップデートすると まれに撮影画像に異常が発生する場合があることが判明 http://www.nikon-image.com/jpn/support/whatsnew/2008/wnew080418.htm 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 天文屋所有のD3、もうVer1.10にアップデートしちゃったよ。 問題があるなら先に言ってよ、Nikonさ〜ん(って無理か?) でも、これで、問題の発生した画像とやらを探求する楽しみができました・・・(情報求む) |
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2008年3月1日(更新日3月2日) (光の輪) 2008年3月1日、新しい機材、ミニBORG60EDが到着しました。
ヽ(゚∀゚)ノ ヤターーー ← ・・・一体何回目? 入手当日、雲量が多いながらも なんとか17P/ホームズ彗星の撮影ができそうだったので、 既に入手済みのレデューサー、0.66×DGT[7866]を接続し、Nikon D3で試写してみました。 (この組み合わせだと、口径60mm、焦点距離231mm、F3.8という光学系となります) ミニBORG45EDでの試写画像が非常に高レベルであったので、ミニBORG60EDでもきっと素晴らしい画像が撮れるに違いない。 そう思って期待していたのですが、撮影した画像の処理を行ってみてびっくり。 画像の中央付近に光の輪のようなものが見えるではありませんか??? ステライメージでの周辺減光補正が原因でこの様になったのではないかと思い、周辺減光補正を掛けないで再度画像処理を やり直したのですが、それでも光の輪はまだ見えています。
ホームズ彗星にリング状の新しい尾が伸びた? どう考えてもそんなわけないしなあ・・・(←当然) 「これはきっと何か致命的なミスをやらかしたに違いない」 そう判断した天文屋。即座に対策委員会を設置し、捜査に乗り出しました(捜査員約1名)。 「よく調べもせずにメーカーに苦情を入れて、後になって自分側のミスであることが判明して大恥をかく」 というパターンは避けねばならぬ。ここはじっと我慢の子。 1時間に及ぶ調査の結果、レデューサー0.66×DGT[7866]の後方に接続するパーツを間違えていたことが判明しました。 正しい接続方法は以下の2通り。 (1)0.66×DGT本体 → [7866]に付属のL13mm延長筒 → [7866]に付属のL7mm延長筒 → カメラマウントニコン用[5003] (2)0.66×DGT本体 → M57回転装置DX[7352] → [7866]に付属のL7mm延長筒 → カメラマウントニコン用[5003] それに対し、天文屋が間違えていた接続方法とは、(上記(2)のつもりで) (誤)0.66×DGT本体 → M57回転装置DX[7352] → カメラマウントホルダーM[7000] → カメラマウントニコン用[5003] [7866]に付属のL7mm延長筒の光路長は7mm。一方、カメラマウントホルダーM[7000]の光路長は5mm。 つまりレデューサー、0.66×DGT[7866]後方の光路長が設計値よりも2mm短い状態で撮影していたということになります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり、天文屋自身が犯人でした。 (/ω\)アチャー、しょーもないミスで3月1日の画像、台無しにしちゃったよ(哀) それはさておき、もしメーカーに苦情を入れてたら、今後、BORGのN氏に合わす顔が無くなるところでした。 いやあ本当に危なかった。ふう。 というわけで、今回の作例は参考にしないで下さい。本来の性能が発揮されていませんので。 ミニBORG60ED+0.66×DGTを正しく使用して撮影した画像の紹介はまた後日にでも・・・。 (と思ったら、黄砂が飛び始めたよ。本当、いやんなっちゃう。) 天体望遠鏡は使用上の注意を良く読み、用法、要領を守り、正しくお使い下さい(ピンポーン) |
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2008年2月13日(D300 縦線発生騒動 終息?) 以前から、価格.COMや2ちゃんねるで騒ぎになってはいたのですが、D300で撮影した画像に まれに縦線が出る場合があるそうです。 しかし、天文屋は、D300で天体撮影を行う際にISO感度自動制御をONにして撮影したりはしないので、 撮影画像に不具合が発生したことはなく、これまで別段何の不自由も感じていませんでした。 そんなわけで、「そのうちNikonが何らかの対策を取るだろうから、それまで待てばいいさ」と思い、これまで静観しておりました。 そして、2月13日。ようやく、縦線の問題を解決する為のファームウェアAがNikonサイトから発表になりました。 ファームウェアAのVerを1.02にアップデートすることにより、縦線発生問題が解決されるとのことです。 これまでに天文屋が得ている情報は、 1.縦線はある撮影条件で撮影した場合にのみ発生する。 その撮影条件とは、 ・露光時間8秒以上 ・長秒時ノイズ除去:ON ・ISO感度自動制御:ON ・撮影モードはS(シャッター速度優先モード)、又はM(マニュアルモード) 2.上記の条件で撮影すれば毎回発生する訳ではなく、発生したりしなかったりする。 3.縦線の発生する場所は特に決まっておらず、画像内のどこにでもランダムに発生する 4.個体による差はなく、ファームウェアAのVerが1.01以前の全てのD300で発生し得る 天文屋所有のD300でも縦縞が発生するのか調べてみました。「うちのD300は例外だよね」とか思っていたら・・・、 出た━━━━( ̄□ ̄;)━━━━ッ!! 見事(?)発生しました (なのに、何故だかちょっと嬉しげ (n‘∀‘)nヤッタネ!)
現状でも特に不自由は感じていませんが、前述以外の撮影条件で縞々が発生する可能性が無いとは言い切れませんので 天文屋のD300も念のためにアップデートしておこうかと思います。 D300をお持ちで、まだ縦線の発生を体験したことの無い方は、ファームウェアAをアップデートする前に一度試されてみては? (既に解決策は準備されているので、今はこの状況を逆に楽しんでしまいましょう) 前衛アートみたいで結構楽しめますヨ。 |
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2008年1月30日(こんなん出ましたけど・・・) SONYが有効2481万画素35mmフルサイズ用CMOSイメージセンサーを開発したとのこと。 http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200801/08-010/index.html これって、ひょっとしたら、巷で噂されているNikon D3の高画素版(仮称 D3X)用のイメージセンサーなのでは? だとすると、仮称 D3Xとやらの発売は2008年の末頃? 画素数が非常に多いため、FXフォーマットの普及機に搭載する為のものではなく、プロ機搭載用と思われます。 恐らく販売価格は・・・Canon 1DmkVよりも若干安い70〜80万円程度になるのではと予想しています。 注:Nikon D3の高画素版が出るかどうかさえまだ明らかになっていないので、あくまで予想です。 当たるも八卦、当たらぬも八卦(←あんた、それ、占いやがな・・・) |
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2007年11月30日(更新日 12月3日) (あら、こんなところに・・・) ↓ ↓ ↓ ↓ → → → ↓ ↓ ↓ ↓ ← ← ↓ ↓ ↓ あら、こんなところに 誰だ、D3なんか注文した奴は。(悪い奴だなあ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ って、俺か。 あ〜〜〜〜石を投げないで下さい 死亡 もはや弁解の余地は無いな・・・ そして、手元に届いたものがもうひとつ
llllll(−_−;)llllllどよ〜ん うわあ、すごい金額だね。これ、誰が払うのぉ? ・・・・・・・・・・・・・って、俺か。 夜、寝てる間に小人さんが出てきて、代わりに支払っといてくんないかなあ (などと現実逃避してみる ↑危ない ) マジでどーすんのさ、コレ。(死亡:2回目) −−−−支払い→ 取りあえず、支払いのことは\(゜_\)(/_゜)/おいといて・・・ さあ、毎度恒例のノイズ発生量検証 行ってみよ〜! D3は前評判が良いのでかなり期待できそうです。 11月29日に既にD3を入手していましたが、ノイズ発生量検証の準備に手間が掛かり、更新が遅れました。 別に隠そうとしていたわけではないです(←怪しい・・・) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 検証1.長時間露光時のノイズ (注) ・全て気温20℃にて撮影 ・撮影画質:JPEG FINE(JPEG圧縮:画質優先) ・撮影時画像サイズ (1)FXフォーマット:サイズL(4256×2832)にて撮影 (下の画像の解像度は、4256×2832 → 800×532 にリサイズしたもの) (2)DXフォーマット:サイズL(2784×1848)にて撮影 (下の画像の解像度は、2784×1848 → 800×531 にリサイズしたもの) (3)5:4 サイズL(3552×2832)にて撮影 (下の画像の解像度は、3552×2832 → 667×532 にリサイズしたもの) ・ノイズを強調するため、全画像にレベル調整(0〜255→0〜50)を実施 ・高感度ノイズ低減 全画像とも、NORM(標準)に設定して撮影 ・長秒時NR ONの画像は、カメラに搭載されている長秒時ノイズ低減を「ON」に設定して撮影したもの (1)Nikon D3 長秒時NR OFF時 ファームウェアA:Ver1.00 ファームウェアB:Ver1.00 (カメラの長秒時ノイズ低減機能:OFF、高感度ノイズ低減機能:標準(NORM)、その他の設定:工場出荷時の状態 にして撮影)
(;゜д゜) ・・・おおお、凄い低ノイズ。 長秒時NR OFF、ISO1600、露出時間5分の画像をD200、D300と比較すると、違いは歴然です。 熱かぶりはほぼ皆無で、目立つ輝点ノイズの発生もありません。 D300と同様、ランダムノイズの発生は見られますが、発生量はD300よりも明らかに少ないことがわかります。 但し、ISO感度を上げていくと、画面を4分割する直線状のノイズムラの発生が見られる様になります。 左右の直線状ノイズムラはDXフォーマットとFXファーマットの撮像範囲の境目に発生している様です。 画像サイズ5:4では、左右の撮像範囲がDXフォーマットよりも広いため、画像の左右ぎりぎりのところに同様の ノイズムラが見られます。 (2)Nikon D3 長秒時NR ON時 ファームウェアA:Ver1.00 ファームウェアB:Ver1.00 (カメラの長秒時ノイズ低減機能:ON、高感度ノイズ低減機能:標準(NORM)、その他の設定:工場出荷時の状態 にして撮影)
長秒時NR ONの画像では、 ISO1600まではほぼ完璧です。 ISO3200では、若干ざわつきが見られますが、充分実用レベルです(D300:ISO1600、5分の画像よりも低ノイズに見えます)。 ISO6400では、・・・・流石にノイズが目立つ様になりますが、「多数の画像をコンポジットする、ダーク減算に用いる画像を 加算平均する・・・等の対策を行えば実用になるレベル」だと思います。 これまでの結果のまとめ 天文屋の個人的な見解では、
てな感じです。D3で撮影すれば、D200と比較して1/4の露光時間で済む計算になります。 移動速度の速い彗星の撮影に力を発揮しそうです。 短い露光時間で適正露出が得られるので、ガイドミスも減らせそうです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 検証2. (明るい光学系を用いて撮影した場合に発生する) ミラーボックス、ミラーによるケラレ さて、次は、D3+ε180−EDで撮影した場合に発生する、周辺減光の検証です。 実際にホームズ彗星を撮影した画像↓がありますので御覧下さいませ。 (共通データ:JPEG(サイズL)、ISO3200、露光時間5分×6枚をコンポジット(恒星位置基準)、ノートリミング)
画像上下に見られる黒帯状の光量の落ち込みは、ミラーボックス、及びミラーによるケラレです。 明るい光学系で撮影した場合に顕在化する現象で、このケラレに関してはD200でも発生しています。 ミラーによるケラレは、ミラーショック吸収用のクッションを削るなどしてある程度の改善が可能ですが、 ミラーボックスによるケラレはどうしようもありません。 周辺減光補正実施後の画像の左右に見られる円弧状の輝度ムラはε180−EDの光学系の特性に起因するものです。 (撮像素子がAPS−Cサイズのデジカメで撮影していた時には全く気が付きませんでした) APS−Cの写野のすぐ外側で不規則な光量低下が発生しているため、この様な画像になったと考えられます。 (ステライメージの周辺減光補正機能では補正しきれませんでした。ポイント指定でも駄目でした。) この問題を解決するには、フラット補正を行うしか手はなさそうです。 どの程度まで補正可能か、後日、検証してみたいと思います。 (ちなみに、ε180−EDのイメージサークルはφ44mmであり、カタログスペック上、 35mmフルサイズの写野には対応していることになっています) 快適な広い写野の画像を得るまでには、解決しなければならない問題が山積みの様です。
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2007年11月23日(更新日11月26日) (Nikon D300到着 ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/ Nikon D300到着しますた。 あ〜〜〜〜石を投げないで下さい 重いコンダラ? 一体何台買うつもりだ、こいつは? とか 思われた方々、どうもすんません (おいおいまたかよ・・・) <(_ _)>平謝り 何で11月23日に更新しなかったのかというと・・・・・・ 巷では11月23日〜25日は3連休でしたが、天文屋は3日とも仕事があって忙しかったのでありまする。 そんでもって26日,27日が休み。これでやっと心置きなくD300をいじれるってもんです(うりゃあ〜気合いだ)。 ところで、D300の性能ってどうなんスよ?と疑問に思われている方が多い(もちろん私も)と思いますので、 今回も長時間露光時のノイズ発生量について検証してみました。 (注) ・全て気温20℃にて撮影 ・撮影画質:JPEG FINE(JPEG圧縮:画質優先) ・撮影時画像サイズ D200:サイズL(3872×2592) D300:サイズL(4288×2848)にて撮影 (下の画像の解像度は、D200:3872×2592→800×535、D300:4288×2848→800×531にリサイズしたもの) ・ノイズを強調するため、全画像にレベル調整(0〜255→0〜50)を実施 ・高感度ノイズ低減 全画像とも、NORM(標準)に設定して撮影 ・長秒時NR ONの画像は、カメラに搭載されている長秒時ノイズ低減を「ON」に設定して撮影したもの (1)長秒時NR OFF時 (カメラの長秒時ノイズ低減機能:OFF、高感度ノイズ低減機能:標準(NORM)、その他の設定:工場出荷時の状態 にして撮影)
( ゜Д゜)ポカーン 熱かぶりの量にすごい差が・・・。 やっぱ凄いわ、D300。 D200で長時間露光を行うとカメラ本体が熱くなっていることに気付きますが、D300ではその様なことはありませんでした。 D200の、熱かぶりが発生している領域においては(ダーク減算が正確に行われたとしても)ダイナミックレンジが低下してしまう という問題が発生します。 一方、D300には熱かぶりがほとんど見あたりませんが、そのかわり画面一様にランダムノイズが発生しています。 この画像を見る限り、「驚きの低ノイズ」とまでは言えませんが、ノイズの粒がそろっており、極端に目立つ輝点ノイズが 見あたりませんので、素性の良いノイズ特性と言えるでしょう。 (2)長秒時NR ON時 (カメラの長秒時ノイズ低減機能:ON、高感度ノイズ低減機能:標準(NORM)、その他の設定:工場出荷時の状態 にして撮影)
(;゜д゜) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ (;゜д゜) ・・・・ (つд⊂)ゴシゴシゴシ _, ._ (;゜ Д゜) …!? 衝撃の事実!! D200の方が熱かぶりの発生量が圧倒的に多いにも関わらず、ダークノイズ減算後の画像ではD200の方が バックグランドの黒が引き締まって見えます。これは意外! 「熱かぶり、固定パターンノイズの発生量は撮影毎にあまり変化が無いので割と正確に減算できるが、 ランダムノイズは撮影毎の差が大きい為、正確に減算するのが難しい」ということなのでしょうか? 結論:D300の熱かぶりの少なさも凄いが、D200もまだまだ捨てたものではない おまけ(その1):盲点 カメラの底面を見ると、・・・ありゃ???
なんと、カメラの外部電源の電圧がD200:13.5V→D300:9.0Vに!! これは気が付きませんでした。てっきり、D200と同じ13.5Vだとばかり思ってましたので・・・ビックリ。 つまり、ACアダプターは、D70、D80と同じ、「EH-5」が使用可能ってことです。 撮像素子がCCDからCMOSに切り替わったお陰か、消費電力も明らかに減ってます。 1日使ってみた感じでは、バッテリーの持ちはD70とほぼ同等でした。 おまけ(その2):世代交代に付きまとう、ある問題 D300を購入したのだから、D200は下取りに出せば良かったんじゃないの? とお考えのあなた。それは甘い。 D300を入手したからと言って、その日からいきなりバリバリ天体撮影に使えるわけではないのです。 理由は、天体画像処理ソフトの定番「ステライメージVer5」とダーク減算ソフトの「RAP」がD300のRAW画像読み込みに まだ対応していない・・・からなのであります。 「そんなら、JPEG、TIFFで撮影すりゃいいじゃん」と思われるかもしれませんが、JPEG、TIFFはRGB各色8bit(256階調) しかなく、12bit(4096階調)、14bit(16384階調)のRAW画像に含まれる情報量とは比べるべくもありません。 JPEG画像からの読み込みでは、少し強めの画像処理を掛けてやるとすぐに画質が破綻してしまい、使い物になりません。 そんなわけで、・・・・・D200の時代はもうしばらく続きます。 (D200を購入した時も同じことで4ヶ月ほど悩みました) もちろん、「今、D300でRAW画像を撮り溜めておいて、後日、ソフトウェアが対応した時点で画像処理を行う」という手もありますが・・・ 何ヶ月も時間が経過した後では画像処理を行う気力が多分残っていないと思われ・・・・・。 |
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2007年11月14日(更新日11月15日) (SIGMAからAPS-C対応の円周魚眼レンズ発表) 祝!ついに、SIGMAからAPS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラに対応した円周魚眼レンズが発表されました (発売日は未定)。スペックは、焦点距離4.5mm、解放絞り値F2.8、HSM搭載。天体撮影に使えそうです。 絞り環は・・・画像を見る限り、付いていない模様。残念。 ↓情報源 http://www.sigma-photo.co.jp/news/071114_45_28dc_cfisheye.htm http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens/2007/11/14/7402.html このホームページ内で過去に幾度も、「APS-C対応の円周魚眼レンズが欲しい」と主張してきましたが、ついにその努力が 報われました。それに天文屋は、フォトイメージングエキスポでSIGMAのブースへ行く度に、「APS-C対応の円周魚眼レンズを 作って下さい」と解説員に訴えたり、アンケートに記入したりもしていました。 これは、SIGMAの開発陣に私の要望が取り入れてもらえたということですかねえ (↑天文屋は妄想癖が激しい人ですので無視願います) で、気になる値段の方は、・・・12万15円(税込み)。 おいおい、15円って半端は一体何なの?(笑) うーん。ちと高い様な気も・・・。 (それほど数が出ない特殊な仕様のレンズだから仕方ないのかも) それに、どうせなら、NikonからD3が発表される前に発売して欲しかった・・・。 D3が手元にあったとしても、このレンズも欲しくなるとは思うけど。 (←どないやねん)。
0.2mのすぐ隣りが∞・・・。ピントリングの回転範囲がかなり狭いみたいです。 |
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2007年8月23日(Nikon D300、Nikon D3発表) 祝!ついにNikonから35mmフルサイズ対応のデジタル一眼レフカメラが発表。 本日、Nikonからデジタル一眼レフカメラの新機種(D300とD3)が発表されました。 発売予定時期は両機種とも今年の11月だそうです。
スペック D300:撮像素子 APS−Cサイズ(23.6mm×15.8mm)CMOSセンサー 有効1221万画素(画素サイズ□5.5μm) D3:撮像素子 35mmフルサイズ(36mm×23.9mm)CMOSセンサー 有効1205万画素(画素サイズ□8.45μm) (↑Nikonは何故か35mmフルサイズとは呼ばず「FXフォーマット」と呼称しています。 ひょっとしたら、「フルサイズ」という語句はCanonが商標登録しているのかもしれません) D300とD3では、センサーサイズだけでなく 1画素あたりのサイズも随分と異なっていますが、それぞれに適した撮影対象 というものが存在します。視直径の大きな天体、淡い系外銀河、淡い散光星雲などの撮影には写野が広くて感度の高いD3が、 視直径の小さな天体(強拡大が必要な天体)、感度よりもむしろ高い解像度が必要とされる天体(月、惑星など)の撮影には 画素の細かいD300がそれぞれ向いています。 以外なことに、両機ともライブビューに対応しているとのこと(正直、Nikon機にライブビュー機能が付くとは思っていなかった)で、 正確なピント合わせが容易に行える様になるものと期待されます。 また、高感度ノイズに関しても従来機種と比較してかなり改善しているそうです(期待大)。 (早く実写サンプルを見たいところですが、Canonの新機種発表に対抗してNikonも発表時期を早めたそうなので、 まだ実機の作り込みが完了しておらず、サンプルを出せないのかもしれません)。 価格は、ヨドバシドットコムでの予約価格で D300が22万8千円、D3が57万8千円(ともにポイント10%還元)でした。 今から、11月の発売日が待ち遠しいです。 今後、天文屋がもしこれらの新機種を購入する様なことがあったとしても、浪費家とか言わないで下さいませ (買うかどうかはまだ思案中・・・)。 |
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2007年8月22日(Nikon D200後継機の発表は8月23日?) 巷ではNikon D200とD2Hsの後継機が8月23日に発表されるとの噂でもちきりです。 先日、SONYからAPS-C用の新CCDの発表があったばかりですが、いきなりこいつが搭載されているんでしょうか? 「巷で予想されているスペック(真偽の程は定かでないので注意)」 D200の後継機・・・約1200万画素。バッテリーグリップ使用時=>8コマ/秒。 D2Hsの後継機・・・約1200万画素。撮影素子は「135サイズ」で、9コマ/秒。約1200万画素。 天文屋的にはフルサイズ機が欲しいので、(かと言ってD2Xs後継機は多分高価すぎて買えないので) 選ぶとしたらD2Hs後継機かなあ・・・。正式発表された後にスペックを見てゆっくりと考えます(おいおい、もう買う気かよ)。 ところで、今回もお馬鹿なリーク情報(もちろんフェイク)が出回っておりました。 下のカタログはD300のインチキリーク情報です。D300が本当にこんなんだったら・・・ちょっと嫌(笑)。
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2007年8月10〜14日(ペルセウス座流星群電波観測) 更新2007.8.21 2007年8月10日、ペルセウス座流星群の電波観測のため、日本流星研究会の方が天文屋の自宅に来られて 観測用機材を設置されていかれました(撤収は8月14日の夜)。何でも、「信楽のミューレーダー」から発信され、 流星に反射して跳ね返ってきた電波を受信するには、天文屋の自宅のある辺りが最適なのだ」とのこと。 「信楽のミューレーダー」とは京都大学の高層大気研究施設で、以前天文屋日記に掲載したことのある 「信楽のレーザー光線」を発していたのと同じ施設です。 (ちなみに、天文屋の自宅と信楽のミューレーダー施設間の距離は10km弱程度です) それと、もう1カ所、T氏(マイコンGHS時計+TIVi2号機の納入先でお馴染み)の自宅でも同様の観測が 行われました(複数地点での観測データを照合して解析を行うと流星の飛んだ位置、高度が判別できるらしい)。 で、どうやって流星を電波観測するのかというと、 流星が飛ぶ →流星により局所的に電離層が発生 →信楽のミューレーダーから発信された電波が、この電離層によって反射される →地上で電波が受信される(流星が飛んだことが確認できる) という仕組みらしいですが、細かい点は私にもわかりません(風が吹けば桶屋が儲かる?)。 ↓詳しくは、こちらを参照願います http://css.little-hp.net/fujiwara.pdf とにかく、昼間でも雨天でも観測可能という点が実に素晴らしい。 一度設置してしまえば後は寝ながらでも観測可能ですし(笑)。 もっとも、問題点が全く無いというわけでもなく、流星でなくても何らかの飛翔帯(飛行機、人工衛星、鳥の群れ等) があれば電波は反射されてくるため、それらとの判別が非常に難しいそうです。また、2001年の獅子座流星群の様に、 一度に大量の流星が飛んで電離層が一度に複数個発生した場合、前に飛んだ流星の電離層が充分減衰する前に 次の流星が飛んだ場合などは流星の個数が判別できなくなるそうです。 突発的大出現が予想される場合は、光学観測(魚眼レンズで全天をビデオ撮影、肉眼による計数 等)と組み合わせて 解析を行った方が良さそうです。 で、天文屋はペルセ群の光学観測(撮影、ビデオ撮影)を何かやっていたのかというと、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何もやってません。 自爆 (^_^;)☆\(- - )エエカゲンニセイ 天文屋はお盆中ずっと仕事だったのであります。 おまけに初盆でそれどころではありませんでした。(←言い訳) 今年のペルセ群の出現数ピークは平年並みのZHR90程度だったそうですが、天文屋は観測してないので 実際のところどうであったのかは全くわかりません(実に情けない・・・)。 |
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2007年6月5日(ISS天頂通過) 6月5日の午後8時13分頃、国際宇宙ステーション(ISS)がほぼ天頂付近を通過するとの情報が 身内よりメールで送られてきました。「最近おもしろいアイテムも手に入れたことだし、よし、それならば・・・」 ということで、気合いを入れてビデオ撮影を行いました。 ISSを見るには絶好の軌道条件でしたが、残念ながら天気があまり良くなかった(ほぼ全天薄曇りの状態)為、 映りはイマイチでした(あまり期待しないで下さい)。 南西方向から現れ、天頂付近を通過し、北東方向へ飛んで行く行程の一部始終が見えるはずだったのですが、 肉眼では、地平高度50度付近を超えたあたりでようやく確認できました。 (もし快晴だったら、すごい映りの映像が撮れていただろうに・・・・・本当に残念)
上の動画は、FUJINONのCマウント全周魚眼レンズ(FE185C046HA-1)とWatecのTGV-Mで撮影しました。 動画のファイルサイズを節約するため、5倍速の早送り再生にしてありますので注意願います (実際にはもっとゆっくりと飛んでいきます)。 画面下方が北の方向、画面左側が西の方向です。画面下方に星の様に見えているものは北極星・・・ではなくて TGV-Mのデッドピクセルです(泣)。
FE185C046HA-1の詳細については、後日、愛機紹介のコーナー内に掲載する予定です。 |
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2007年5月31日(ガセ?)
情報の出どころ http://forums.dpreview.com/forums/read.asp?forum=1030&message=23409570 http://www.flickr.com/groups/nikkor/discuss/72157600279409694/ でも、よくよく考えたら、これってどうやってフード付けるんでしょうか? AF−Sレンズなのにレンズ前玉部分の文字が「AF NIKKOR」になってますし・・・。怪しさ爆発(笑) やっぱりガセなんですかねえ・・・。 (コラージュで捏造するにしても詰めが甘いなあ・・・・) 天文屋的には、「 AF-S DX Zoom NIKKOR ED 18-50mm F2.8 G (IF) 」とかも作って欲しい(無理か?) あと、APS−C対応の全周魚眼レンズも作って欲しい(もっと無理か?) |
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2007年4月20日 (環水平アーク) 4月20日PM0時20分頃、三重県伊賀市で環水平アークが見られました。 環水平アークとは何かというと・・・・・ええい、説明するのがめんどうくさいや。 下記HPを参照下さいませ(他力本願寺)。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E6%B0%B4%E5%B9%B3%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF http://www.asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/circum.html#horizontal
それほど珍しい現象というわけではありませんが、更新ネタに困っているので掲載・・・。 |