天文屋日記
2003年7月19日〜2005年1月4日

天文屋の日記です。(不定期更新)
画像をクリックすると拡大されます。



神奈川へ戻る途中に D70で撮影
かつて山頂にあった気象レーダーの
ドームは今はもう無い・・・。何か寂しい。
2004年12月28日〜2005年1月4日
   (年末年始 マックホルツ彗星(C/2004 Q2)撮影の戦果:3勝4敗

12月28日 ×:夕方はある程度晴れていたが、午後7時頃から急激に曇りだす。
   多少の晴れ間は見られたが撮影できる状態にはならず。(神奈川)
12月29日 ×:ベタ曇り。撮影できず。(三重)
12月30日 ×:ベタ曇り。夕方には早くも諦めモード突入。撮影できず。(三重)
12月31日 ○:ほぼ諦めていたが、夕方頃から晴れだす。あわただしく撮影。
   遠くで雷が発生しているらしく、時折空が光っていたが撮影には
   支障無し。(三重)
1月1日 ○:昼頃まで雪が降っていたが、その後天候は回復。夕方になり晴れてきた為、
   撮影決行。ただし、時折流れてくる雲と、湿度の高さには泣かされた。(三重)
1月2日 ○:昼間は晴れ時々曇り。夕方からほぼ快晴になるものの、20時過ぎにはまた
   雲が広がり出す。わずかな晴れ間を有効に利用して撮影。(三重)
1月3日 ×:寒冷前線が近づき、雲が広がる。撮影できず。(三重)
決して納得のいく天候ではありませんでしたが、まあこんなもんでしょうか。全滅だけは免れました。
神奈川へは1月4日に戻りました。左の画像は神奈川へ戻る途中にD70で撮影したものです。
今週末は3連休。天気も良さそうなので、プチ帰省するかどうか思案中です


マックホルツ彗星 C/2004 Q2

満月でもめげずに撮影

天文屋の悪あがきは続きます

画像処理を抑え目にしたのでS/Nは
これまでの画像の中で一番まともです
2004年12月27日(月明かりの中のマックホルツ彗星を撮影:その3)
再々々度マックホルツ彗星(C/2004 Q2)をベランダから撮影しました。
月齢15.5の月が夜空を明るく照らしているという最悪条件での撮影で、尾は画像処理を行っても
浮かび上がってきませんでした。しかし、彗星核の光度は確実に明るくなってきています。
月明かりの影響を受けなくなる年末年始の撮影が楽しみです。

[撮影条件]
 撮影機材:Nikon D70、SIGMA APO 300mm F2.8 EX HSM、
        SIGMA APO TELE CONVERTER 2.0× (焦点距離600mm、F5.6)
        Vixen GPD Skysensor2000PC
 撮影時刻 : 2004年 12月 27日 22時41分〜22時56分の間 (JST)
 撮影方法 : 60秒露光の画像を6枚撮影(ノイズ除去機能ON)、絞り開放(F5.6)、ISO800
 画像処理 : ステライメージ4でコンポジット、画像サイズ変更、カラーバランス補正
 (おわび:12月26日の撮影データで、露光時間の記述が誤っておりました(正しくは60秒露光×8枚))

本日、冷却CCDが帰ってくるはずだったのですが天文屋は一人暮らし。昼間に宅配便が来ても
誰も受け取る者がおりません(泣)
。帰宅時間が遅く、当日配達リミットの21時などには到底帰り
つけません。しかし、明日はようやく仕事納め。早めに帰って再配達を受け取るゾ。

(帰省は29日(水)の予定です。年末は天候が悪いみたいですが、まさか全滅ということは‥‥)


マックホルツ彗星 C/2004 Q2
12月22日よりも撮影条件は更に悪化
それでもめげずに撮影

画像処理を掛ける前の生画像はこちら
(60秒露光:画像サイズの変更のみ実施)


撮影後、自動的にD70の液晶画面に
表示される画像はこんな感じ‥‥
普通、これを見たらたいがいの人は
撮影をあきらめそうな気が‥‥‥
2004年12月26日(月明かりの中のマックホルツ彗星を撮影:その2)
再々度マックホルツ彗星(C/2004 Q2)をベランダから撮影しました。
月齢13.5の月が夜空を明るく照らしているという悪条件での撮影です。普通ならこんな条件の
悪い晩は彗星の撮影などしないものですが・・・・くどいので以下省略。

[撮影条件]
 撮影機材:Nikon D70、SIGMA APO 300mm F2.8 EX HSM、
        SIGMA APO TELE CONVERTER 2.0× (焦点距離600mm、F5.6)、ISO800
        Vixen GPD Skysensor2000PC
 撮影時刻 : 2004年 12月 25日 21時20分〜21時39分の間 (JST)
 撮影方法 :
60秒露光の画像を8枚撮影(ノイズ除去機能ON)、絞り開放(F5.6)
 画像処理 : ステライメージ4でコンポジット、画像サイズ変更、周辺減光補正、カラーバランス補正

2倍テレコンバータレンズで焦点距離を2倍に増やしたためF値が暗くなってしまい、これをカバーする
ため総露光時間を前回の8倍に増やしたのですが、月明かりの条件が厳しくなった分、尾も写り
にくくなってしまいました。

ベランダの屋根がちょうど良い具合に月明かりを遮ってくれているのですが、彗星の南中高度が
これ以上高くなるとベランダからはもう撮影できなくなってしまいます。
さりとて、マンションの駐車場に機材を持ち出して撮影する度胸は無し‥‥
(不審者と勘違いされそうで気が重い・・・)。



マックホルツ彗星 C/2004 Q2
強烈な光害と月明かりにもめげず
無理矢理撮影を強行
2004年12月22日(月明かりの中のマックホルツ彗星を撮影)
22日の22時50分頃、再度マックホルツ彗星(C/2004 Q2)をベランダから撮影しました。
カメラは毎度おなじみのD70、レンズはSIGMAの300mmF2.8を使用。10秒露光の画像6枚を
コンポジットしてあります。今回はきちんと赤道儀を使用しています。

ただ、2日前とは状況が大きく異なり、月齢10.5の月が夜空を明るく照らしているという悪条件での
撮影。普通ならこんな条件の悪い晩は彗星の撮影などしないものですが、もともと川崎市の夜空は
月明かりの無い晩であってもかなり光害がひどく、そこへさらに月明かりが加わったところで別に
どうということは無いと思えてしまうのでありました。 (^^;)


しかし、やはり条件は厳しく、赤道儀に同架した望遠鏡(FS−60C)を覗いても彗星がどこにある
のかわからない様な状況。そこで、ステラナビゲータを立ち上げ、彗星の位置(赤経赤緯)を調べ、
座標をキーパッドに入力して自動導入。試し撮りしてみると確かに写野内に彗星が写っていました。
ああ便利。

今回は何とか尾まで写ってくれました。が、やはりこの程度の画像ではまだまだ不満足。
撮影条件が劣悪であるので仕方がないのではありますが、もっとすごい画像を撮りたい・・・。
というわけで、天体画像のコーナーではなく天文屋日記への掲載と相成りました。



マックホルツ彗星C/2004 Q2
ベランダからD70で撮影

いい加減な撮影、いい加減な画像
なので天体画像のコーナーには
追加しません
。あしからず。
2004年12月21日(マックホルツ彗星 超手抜き撮影)
21日、午前1時頃、ベランダからマックホルツ彗星(C/2004 Q2)を撮影しました。

川崎市の昼間の様な夜空でも双眼鏡を使えば楽に見つけることができます。
眼視のみでこの彗星を探すのは川崎ではさすがに困難ですが、私の田舎でならもういけそうな
感じがします。 デジカメ撮影画像ではエメラルド色をしており、非常にカラフルで綺麗な彗星です。


急に思い立って撮影したので超手抜き撮影です(赤道儀使ってません。固定撮影です・・・ ^^; )
SIGMAの300mm望遠レンズを使用して絞り開放(F2.8)で撮影。あまり露光時間を長くすると
あっという間にかぶってしまいますので、5秒露出の画像を8枚コンポジットしました。
固定撮影なので星像が伸びてしまっています。空の暗いところで赤道儀を使ってもっと長時間
露光で撮影したいものです・・・・・。

こんないい加減な撮影でもそこそこ写ってくれましたので今回はこれで良しとしましょう
(さすがに尾は写りませんでしたが・・・)。

冷却CCD・・・・・は里帰り中です。残念。


DARK画像 その1

DARK画像 その2
2004年12月12日(冷却CCD 2度目の里帰り)
天文屋が愛用している冷却CCDの調子が思わしくないので光映舎に里帰りさせることにしました。
(CV−04はMUTOH製ですが、現在は光映舎が製品サポートを引き継いでいます)

DARK撮影画像にホットスポットの固まりの様なものが発生する様になったのですが、原因が
はっきりしません(左の画像を参照。左上の部分が白く飛んでいるのは何らかの熱源があるため
だと思われます)。毎回同じ箇所に発生するのではなく、ランダムに発生する様です。ダーク画像
だからゴミの付着ではないし、CCDの欠陥なら毎回同じ箇所に異常が発生するはずであるし、
何か電気的、ソフトウェア的な不具合があるのでしょうか?
この他にも、ストリーク、シャッター開閉の調整も光映舎さんにお願いしました。

普段、故障に結びつきそうな使い方をしてるかなあ・・・?
そういえば、天文屋はせっかちなので冷却CCDを冷やす時は一気に温度を下げております。
(これが原因かなあ???切腹!!)
画像なし  2004年12月12日(天文屋、D70 赤外カットフィルター改造を決断)
本日2本目のネタ。こちらも光映舎さんのお話。
光映舎さんのホームページを覗いていて、「D70赤外カット取り外し及びHα透過赤外カット
フィルター組み込みサービス開始」
の宣伝を発見。ニコンのD70についている赤外カットフィルター
は非常にHα光を通しにくく、ばら星雲などの赤い光を放つ散光星雲の写りが良くないので
Hα光を良く透過するタイプの赤外カットフィルターに入れ換えてしまおうという改造のことです。
D70の赤外カットフィルター改造は和風アストロショップの三ツ星さんでも行っていますが、
天文屋としてはつきあいの長い光映舎さんにお願いすることに・・・。

でも、この改造を行うと一般撮影時の画像のカラーバランスは崩れてしまいます。
このカメラは「天体撮影専用」と割り切って使用するしかなさそうです。

ところで、三ツ星さんがFine Pix S3 Proの赤外カット改造を計画中の様です。このランクの
高価なデジタルカメラを天体撮影専用に改造してしまおうという豪快な方ははたしてどれほど
おられるのでしょうか・・・。


  参考:価格.comでの最安値価格比較

   Nikon D70 : ¥80,700(税抜き)
   FUJIFILM Fine Pix S3 Pro : ¥222,000(税抜き)

3倍近い価格差です・・・。それにしてもD70は随分安くなったもんです。
ディスク使用量
使用済み:
24,957,282バイト
   
300MBのうち8.3%を使用しています。

↑容量大幅UP!
2004年11月18日(祝!ホームページ容量300MBサービス開始)
昨日(17日)までホームページ容量25MB、ディスク使用率99.8%だったのですが、18日
午前1時30分頃にジオシティーズのファイルマネージャでディスク使用量を調べると300MBに
なってました(左図参照)。
ヽ(゜∀゜)ノ
ジオシティーズのホームページでは10月の頭ごろから「ホームページ容量300MB」の文字が
誇らしげに掲げられていたのですが、いつまで経っても私のホームページ容量の割り当ては
25MBのままであったので、しびれを切らしてYahoo! Japanにメールで問い合わせたところ、
「10月下旬から順次サービス提供を開始させて頂いております」という返事が。
その「順次」というのがつい先ほどだったわけです。
(一体どうなっているのか疑問に思われていた方も多いと思いますが、これが真相です)

容量UPを待つ間、天体動画コーナーの一部のファイルを公開停止にせざるを得なくなっていました
がそれも今では解消しています。


これだけ容量があれば今までできなかったことができる様に・・・
あんなことやこんなことや・・・悪巧み 夢は大きく膨らむのでありました。
2004年11月8日(市町村合併の副作用に関する考察)
2004年11月1日、私の故郷の阿山町が近隣の市町村と合併して伊賀市になりました。
阿山町が伊賀市になってどの様なメリット、デメリットがあるのかはまだわかりませんが
市町村合併は少なくとも小惑星ハンターにとっては迷惑な話なのではないでしょうか?

自分の発見した小惑星に自分の生まれ故郷の地名を付ける人は多いのですが、この平成の
大合併で
いったいいくつの小惑星の名前の由来となった地名が消えてしまったのでしょうか?
自分の命名した小惑星の名前の市町村が地図上から消えて泣いている人は多いのでは
ないかと下世話なことを天文屋は考えたりしているわけですが・・・。
私がもし小惑星を見つけて「小惑星AYAMA」とか命名していたとしたら(←してませんが)、
阿山町が伊賀市に変わったことで激怒してたことでしょうよ・・・
(↑とか言う前にまず小惑星を見つける努力を致しましょう)
ちなみに、「小惑星IGA」は存在します。地名ではなくて人名ですが・・・。
画像なし 2004年10月23日(地震 その2)
またもや地震。
神奈川では震度3程度の揺れでしたが、その後 何度も何度も余震が発生して揺れまくり状態。
被害がそれほど大きくならなければ良いのですが・・・

17時56分の揺れの後、NHK新潟からの生放送を見ていると、余震で放送局が激しく揺れ出し、
その5〜6秒後、神奈川の方でも揺れを感じました。地震の揺れが来ることが事前に察知できた
のは阪神大震災直後に三重の自宅でテレビ(NHK大阪からの生放送)を見ていた時以来・・・
(このときは3〜4秒後に揺れが到達)。


ちょうど2週間前の土曜18時には台風22号の暴風雨が吹き荒れていたのが記憶に新しい・・・
台風の襲来と大地震との因果関係を唱える説があり、はっきり言って天文屋はそんなもの胡散臭い
と考えていたのですが、そういえば3日前に台風23号が近くを通過していったばかり・・・。
ひょっとして何か相関があるのかも。
ところで、今回の地震はFM電波受信法で予知できていたのでしょうか?
画像なし 2004年10月20日
(天文屋のホームページ アクセス解析結果発表 その1)


Yahoo!ジオシティーズでは、ホームページアクセス解析のサービスが行われています。
そこで、この 「天文屋のホームページ」 の各コーナーごとのアクセス数について調査してみました
(2003年8月1日〜2004年10月20日午前0時30分までの集計)。
すると、実に驚くべき結果が!! 
煤i゜Д゜;)

天体画像 2106 HIT
愛機紹介 5299 HIT
GHS時計、TIVi製作例のコーナー 388 HIT
過去のTOP画像 1244 HIT
天文リンク 418 HIT
天文屋工房 1243 HIT
天文屋日記 1241 HIT
SETI@HOMEのコーナー 360 HIT
お気楽デジタル天文生活 794 HIT
天体動画 129 HIT
●このホームページのメインだと思っていた天体画像のコーナーよりも愛機紹介の方が
  2倍以上の閲覧数・・・。大ショック!!(方針を考え直さないといけないなあ・・・)
●GHS時計、TIVi製作例のコーナー・・・もっと見て下さいね
●SETI@HOMEのコーナー・・・人気ないなあ・・・。(´Д`;)
●天文屋日記のコーナーが思ったよりも人気がなかった・・・
  (内容が○△×□すぎたのかなあ・・・)(´Д`;)

●天体動画のコーナー:まだ始めたばかりなので何とも・・・ジオシティーズのホームページ容量が
 10月末より25MB→300MBに大幅に増えますので今後内容を充実させます


 何はともあれ、天文屋のホームページを今後とも宜しくお願い致します。 <(_ _)>
画像なし 2004年10月12日(SIGMAの単焦点望遠レンズは何処へ・・・)
最近、SIGMAのホームページがリファインされてひとつ気になっていたことが・・・。
どういうわけか単焦点の望遠レンズがホームページ内で公開されておらず、単焦点は広角レンズと
マクロレンズだけ・・・。公開されてないのはホームページをリファイン中だからで、しばらく経ったら
追加されるものだとばかり天文屋は考えていたのですが どうもそうではない様で。価格.com

の書き込み情報を覗いてみると、どうやらまるごと生産終了されてしまった模様・・・。
天文屋おすすめの、「SIGMA : APO 300mm F2.8 EX HSM」もあわれ生産終了・・・。
(まだ店頭在庫はある様なので、欲しい方はお早めに・・・)

「望遠ZOOMレンズの方が単焦点望遠レンズよりも圧倒的に売れ行きが良いから」というのが
理由の様です。光学設計技術の向上と新硝材の採用により ZOOMレンズと単焦点レンズ間の
性能差が
ほとんど無くなり、その結果 消費者は使い勝手の良いZOOMレンズの方ばかりを
選択する様になったということでしょうか・・・。
画像なし 2004年10月10日(台風)
昨日9日の夕方、台風22号が神奈川付近を直撃しました。
(また台風かいな‥‥。もうウンザリ。今年日本に上陸した台風はこれで9個目、最多記録
 更新だそうです‥‥。この勢いだとあと1個か2個くらいは上陸しそうな雰囲気‥‥。)

天文屋は観測所(ドームとかスライディングルーフ)を持っていないので家が倒壊でも
しない限り(有り得ないとは言いきれないが)台風が来ても問題ないのですが、将来観測所を
持ったとしたら台風が来る度に不安な思いをしなければいけないんだろうなあとか想像してしまう
わけで‥‥。観測所を建てる際は 少々値が張っても頑丈なものを選ぶつもりです
(台風による被害以前に建設費用の心配をしないといけない天文屋・‥。自滅。)
画像なし 2004年10月7日(地震)
先ほど(6日の23時40分頃)、関東地方で強い地震が発生しました。
初期微動なしでいきなり強い揺れを感じました。揺れの継続時間がやけに長く、
1分くらい揺れ続けていた様に思います。それにしても、立て続けに台風、大雨、火山噴火、
そして地震‥‥。今年はいったいどうなってるんでしょうか?
しかしまあ、天文機材に被害が出なかったのは幸いでした。
大地震がやってきて大火災が発生したらどうやって望遠鏡をかついで逃げたら良いか

大真面目に思案中です‥‥。
口径25cmのORIONは無理としても、冷却CCDとマイコンGHS+TIViは持って逃げる予定‥‥。
(あとD70と交換レンズ、アイピース、赤道儀、ビデオカメラ、ノートパソコンも持って逃げたい‥‥
 ‥‥‥欲張り天文屋は逃げ遅れて焼死決定間違いなし)

7日の夕方、三重の自宅から
D70で撮影
2004年8月7日(帰省はしたけれど・・・天候悪し)
7日の朝にバッテリーを新品に交換し、一路三重へ・・・。横浜町田ICあたりまでは渋滞で
トロトロ運転。1時間ほどで渋滞を抜けると、あとは大した渋滞もなく快走。途中で2回、
夕立による豪雨に遭遇。空の状態は、どこもかしこも不安定で、空のあちこちに積乱雲が
ポツポツ。予定より1時間30分遅い、6時間ほどで三重に到着。
三重に到着してもやはり状況は同じで、雷雨の真っ只中。
(この時点で、今晩の天体観望、天体撮影はほぼ絶望的と悟る・・・)
結局、予定していた小惑星オルガによる恒星食の観測も断念。
(´Д`;)

今晩は、今まであまり読む時間の取れなかったD70の取説でもじっくり読むか・・・
(↑もっと他にやるべきことはないのか、天文屋・・・)
画像なし 2004年8月6日(カローラフィールダー帰還せず?)
天文屋は本日からお盆休み。天文機材とか天文機材とか天文機材とかを車に載せ終えて
さあエンジンスタートという段階になって大ショック、「バッテリーが上がってる 煤i゜Д゜;) 

神奈川では車に乗る機会はほとんどなく、おまけにこの連日の猛暑の影響か、バッテリーが相当へたっていた様です。車は今年の3月に車検を受けたばかり、バッテリーは1年2ヶ月前に新品に交換したばかりなのに何故???
(A×××B××さん、ちゃんとしたバッテリーを売って下さいよ…
(´Д`;) 

電圧を測定してみると、11.02V…。だめだこりゃ。バッテリーは一度でも ある限界電圧まで
下がってしまうと再充電しても元の容量までは回復しないもの…(まるで、天文屋のヘタれた
身体の様…)

応急処置として天文機材の電源用のバッテリーをつないで車のエンジンを始動させることには
成功したものの、時刻はもう夕方…。
やめた。三重へ帰るのは明日にしようっと。
(このあと、自転車で近所のホームセンターへバッテリーを買いに走る。何やってんだか…。)
2004年8月6日(黒の…もGET)
王立科学博物館の第2シリーズ(黒のフロンティア)の方も全種そろいました。
このシリーズでは、特に、宇宙ステーション「ミール」と惑星探査機「ボイジャー」の出来栄えが
素晴らしいと思います。

宇宙ステーション「ミール」
 スペクトルモジュールの太陽電池パドルのうちの1枚の微妙なゆがみまで再現されていて爆笑。
 (解説:1997年6月に、プログレスM34とスペクトルモジュールが衝突。スペクトルモジュールの
      太陽電池パドルが破損するという事故があった)
 
惑星探査機「ボイジャー」
 構造の細かい部分までよく再現されています。
 (長さ約13mのブーム(磁気計が取り付けられている)のねじれまで再現されており大満足)
2004年8月4日(これをGET (=゜ω゜)ノ♪
王立科学博物館の第2シリーズ(白のパイオニア)を全種GET。
黒のフロンティアも全種そろえる予定です。
もちろん、第一シリーズのこちらも持ってます。
実は、第一シリーズの「スプートニク」は3日前にようやく通販で手に入れたところです。
価格は2100円もしました。やれやれ (^−^;)
来年の春には第3シリーズ
が出るそうですが、天文屋の予想では、「スペースシャトル」、
「H2ロケット」、「国際宇宙ステーション」、「土星探査機カッシーニ」、「宇宙船スペース・シップ・ワン」
あたりが可能性が高いのではないかと思っています。
(来年の春にいくつ当たったか検証してみましょう)
画像なし 2004年6月8日(天文屋は本日会社に出勤・・・・・)
今日は金星の日面通過の日です・・・が、何も撮影できそうにありません。
とても会社を休める様な状況ではありませんので・・・

 (´Д`;)


卓越天気(http://www.imoc.co.jp/index.htm)で調べてみますと、九州から北海道の南半分までが曇りか雨の予想で、日本では北海道の北部のみ(稚内あたり)がかろうじて晴れの領域となっています。遠征するとしたらここを目指すしかなさそうですが、日帰り遠征さえままならない天文屋にとって成す術は何もないのでありました。次の金星日面通過(2012年6月6日)まで待つしかなさそうです(←また梅雨時かいな。金星の日面通過は6月か12月にしか起こらないので仕方がないのかもしれませんが。2012年を逃すとその次は2117年まで待たねばなりません。がんばって長生きしようっと・・・(無理))。

観望会に持参したLX200-20
(観望会の最中の画像もあるのですが、肖像権の問題がある為、掲載は見合わせました。ホームページの運営っていろいろと
難しい‥‥)
2004年5月29日(川崎市民天体観望会)
日曜は雨という天気予報を信じていたので、土曜の夕方には天気が崩れてベタ曇りになるに違いないと思い 昼の間に機材の準備をしていなかったのですが、予想に反して夕方になっても晴れ間は残り、なんとか天体観望できそうな雰囲気。や、ヤバイ!!
 !Σ(;゜□゜)yヾ

6時ごろからバタバタと準備を始め、(3階の自分の部屋から駐車場の車の間を5往復。エレベータは無く、階段のみ。つらい、つらすぎる。でも我慢)観望会開始時刻から30分も遅れて会場入り。うーん反省(天文屋の行動パターンってこればっかり)。天文屋は、愛機のLX200-20を持参しました


観望会に集まった人達に、一般請けのする木星や月を見せた後、M5やM104を導入。視野内に間違いなく導入できているはずなのに、空が明るすぎて何がなんやら‥‥何も見えません。悲しい、悲しすぎる。
 (´Д`;)

光害がひどい上に月明かりも有り、空はどうしようもないほど明るかったのですが、フジノンの15cm双眼鏡(当然私の機材ではなく他人のもの)でNEAT彗星(C/2001 Q4)をなんとか見ることができました(尾はほとんど見えませんでした。これで見納めかなあ‥‥。)

BORG76EDにEDスーパー
レデューサーDG/F4を取り付け



試写画像(六本木ヒルズ方面)
Nikon D70にて撮影

ノートリミング
2004年5月29日(M57回転装置が届く)
M57回転装置をようやく入手しました。EDスーパーレデューサーDG/F4とM57回転装置の接続は全く問題なし。(←当たり前です)。
 (=゜ω゜)ノ♪

早速、BORG76EDに取り付けてNikonのデジタル一眼レフカメラ D70で試写してみました。周辺減光は皆無とは言えませんがほとんど気にならないレベルです。解像度も充分。え?いつの間にD70を購入していたのかって?連休中です。NEAT彗星の撮影には間に合いませんでしたが(おバカな消費者天文屋。最近頭のネジが緩んでいます)。

 (*・∀・*)

この日は透明度が悪く、六本木ヒルズがかなり霞んで見えます。もっと良く見えている時もあるのですが。神奈川に来てもう11ヶ月経ちますが、六本木ヒルズ、まだ行ったことないなあ‥‥。

え?天文屋を名乗るなら天体画像を試写しろだって?
すんません。そのうち‥‥そう、そのうちに‥‥。

  <(_ _)> 

本機をきちんとした天体撮影に使えそうなのはお盆休みになりそうです。
連休前に入手できていればNEAT彗星の撮影に使えたのですが‥‥。


Nikon D70、BORG76ED/F4 等の愛機紹介の更新は来週の予定‥‥。

ああ 勘違い (´Д`;)
2004年5月15日(BORGのEDスーパーレデューサーDG/F4が
            届いたものの‥‥ああ勘違い)

本日、BORGのEDスーパーレデューサーDG/F4【7004】が届きました。早速BORG76ED金属鏡筒に取り付けて試写してみようと思い、説明書の通り組みたててみました。ところが、どうしてもM57回転装置とEDスーパーレデューサーDG/F4 が接続できず、何故接続できないのかで半日ほど悩みました。
(−−; 

M57回転装置って、ある時期から仕様が変更されているのかなあ‥‥と疑問に思い、BORGのホームページのパーツのコーナーを調べてみて気付きました‥‥あれ?M57回転装置と似てるパーツで「カメラ回転装置」というものがあるぞ!私の持ってる回転装置ってひょっとしたらこっちなのか???
煤i゜Д゜;) 

BORGのカタログのM57回転装置の説明文に「内径は2インチスリーブが通りません」と書かれているにもかかわらず 私の持っている回転装置は2インチスリーブが余裕で通ってしまったことにより、ようやくその時点でそれが「カメラ回転装置」であることを確信しました。
(^−^;

EDスーパーレデューサーDG/F4の使用には「M57回転装置」が別途必要であることは知っていましたが、「カメラ回転装置」を「M57回転装置」と勘違いしていた天文屋はM57回転装置を購入してはいなかったのであります。
アーメン。
アァ?( ´Д`)σ)Д`)ァゥァゥ

(ちなみにカメラ回転装置[7350]は現在製造中止、完売となっています。
 M57回転装置[7351]は販売中で入手可能ですが、入手するまでの間は
 EDスーパーレデューサーDG/F4は使用不能なのであります。悲しい‥‥)
画像なし 2004年5月12日(神奈川に戻ってます)
結局、三重に帰省している間にまともにNEAT彗星を撮影できたのは5月6日の夕方だけでした。
(´Д`;)
せんだい宇宙館への投稿画像の説明文の中で「更に露光時間を延ばして撮影してみたいと思います」と書いた手前上、非常に気まずかったりして‥‥。

ところで、先日の日記にて、「NEAT彗星(C/2001 Q4)の発見は2001年9月」と書いていますが、これは間違いです。
<(_ _)>
符号の最後の「Q4」は、8月後半4番目に発見されたという意味ですので2001年8月発見というのが正解です。どうもすみません。(A:1月前半、B:月後半、C:2月前半、‥‥ というルールになっているのですが、アルファベットのIとZは、それぞれ数字の1と2と間違えやすい為か 使わない取り決めになっています)


NEAT彗星撮影の様子
(自宅の北側200mほどの高台にて撮影)


SIGMA APO_300mm_F2.8_EX_HSM
の試写画像(RGB3色合成)
2004年5月5日〜8日(NEAT彗星の撮影)
久しぶりの天体撮影です。三重に帰省している間にNEAT彗星(C/2001 Q4)の撮影を行うために神奈川から機材を持ち帰ってきました。それにしてもこの彗星、発見されたのは2001年9月なんですねえ‥。観測技術の発達のすさまじさを感じます。

初日の5月5日はまだNEAT彗星の高度が低く、撮影はかなり困難でした。低空は雲量が多く、
雲間の彗星をなんとか捉えたものの、見栄えのする画像は撮影できませんでした。

5月6日は彗星の高度がやや高くなり、撮影に掛ける時間に幾分か余裕が出てきたため、LRGBカラー合成に挑みました(天体画像のコーナー参照)。今回撮影に使用したのは、SIGMAの望遠レンズ「APO 300mm F2.8 EX HSM」で、冷却CCDでの撮影は今回が初めてです。冷却CCDとの相性は未知数で、WEB内を検索してもこのレンズでの天体撮影画像の作例が見つからず、購入は はっきり言ってバクチでしたが、結果はなかなかのものでした。青にじみはほとんど見られず、結果オーライ(しかしまあ、そんないい加減な決め方でこんな高価な買い物をしていいものか?)。

5月7日空の透明度が悪く、夕方になって雲量が増えてきましたが撮影は決行。結局、空の状態はシリウスさえもおぼろげにしか見えない様なありさまで、取り敢えずNEAT彗星を捉らえ撮影は行ったものの、まともな画像を得ることはできませんでした。

5月8日は雲量が多く、撮影そのものをあきらめました(泣)。

PS.
6月の金星太陽面通過は平日の昼間に起こりますので、果たして休みが取れるかどうか心配です


ベランダにて観測中の様子。狭いです。
2003年8月2日〜3日(やっと晴れたゾ!!)
神奈川に引っ越してからというもの、まるで呪われているかの様に全く晴れなかったのですが、8月2日〜3日の晩、ようやく晴れました。晴れていれば星がどれくらい見えるのかが気がかりでしたが、結果はやはり予想通りでした。月明かりは全く無いのに、まるで満月の晩の様です。天頂付近でも2等星がようやく確認できる程度といった感じです。これまでは天体観望、天体撮影はなるべく月明かりの無い晩を選んで行っていたのですが、これからは月齢を考慮してもあまり意味が無さそうです。
     (;´д⊂
左の画像は、火星を観望するためベランダに置いたORIONニュートン鏡筒とEM200です。狭いので鏡筒をぶつけない様に操作するのに苦労します。バランスウェイトは5kgを3個使用しており、バランス的には余裕があるのでウェイトの軸をなるべく内側へ押し込んで使用しています(狭さ対策のため)。これだと極軸望遠鏡が使用できなくなってしまう(EM200ユーザーしか理解できない話かも・・・)のですが、何しろ場所がベランダなので北極星で極軸合わせなど もともと不可能・・・よって、これでも問題ありません(何だかな〜)。

「極軸合わせ」
最初に赤道儀を大体の方向に向けておきます。赤緯0度付近の恒星を望遠鏡の視野に入れ、赤道儀を恒星時駆動し、恒星像のズレていく方向を見て極軸方向を微調整します。難しそうですが、慣れたら以外と楽です。それでも、一度極軸を合わせたら赤道儀をなるべく移動させたくはありません。しかし、8月8日、台風が近づいてきたので仕方なく室内に撤収しました。



階段の踊り場。ここも観測に使えそう。



北側の窓から見える新宿のビル群
2003年7月21日(天文屋引越後の様子 その2)
神奈川の新居ではベランダから天体観測をすることになるのですが、幸い、南側は開けていて
火星の観望、撮影に支障は無さそうです。


 
    天文屋の新居のベランダから見える風景(南方向)  注:ファイルサイズ138kB
しかし、ベランダの真上には屋根が覆いかぶさっており、地平高度が高くなると観測をあきらめ
ざるを得ません。しかし、いい場所を見つけました。2階と3階の間の階段の踊り場です。
3階の隣の部屋は空き部屋になっているので、この踊り場を通るのは私一人だけです。
マンションの規約には、「階段や通路に物を放置するべからず」と書いてありますが、望遠鏡
を出すのは観測時のみで、観測中も他の人の通行の邪魔にはならないのでまあ問題には
ならないでしょう。

ベランダから観測する場合、MeadeのLX200はコンピュータ制御の経緯台式なので、2点アライ
メントができれば問題無いのですが、困ったことに、ドイツ式赤道儀のタカハシ EM200の場合は、
極軸をある程度の精度で合わせておいてやらないと天体を追尾できません(あっ!しまった、Vixen
のGPD(スカイセンサー2000PC付)を持ってくれば良かった・・・・あれなら「極軸の合っていない
赤道儀」モードで使えるし・・・・視野は回転するけど)
。EM200はベランダに常置して、恒星像の
ズレ方向を見て極軸を調整してやるしかなさそうです。でも・・・晴れないことにはどうしようもない
訳で。まさか、1993年の様に、梅雨が明けずに秋の長雨とくっつく・・・・・なんてことはないでしょう
ねえ・・・・・だんだん心配になってきました。
   (;´д⊂
    


天文屋の寝室
(ほとんど望遠鏡と機材の置き場と化している)


台所に赤道儀・・・何だかな〜・・・(^−^;
2003年7月19日(天文屋引越後の様子)
久々の更新です・・・。7月1日に神奈川に移動して、7月2日に荷物の搬入を行いました。
当然、天文機材も持ち込みました・・・・が、やはり空が明るくて、天体撮影は無理みたいです。
小惑星による恒星食の観測の方も、暗い恒星の現象ではかなり難しいのではないかと思います。
なにはともあれ、・・・・・・神奈川に引っ越して以来、まともに晴れません
   (;´д⊂


そんなわけで、火星の新しい画像はありません(期待しておられた方、すみません・・・え?誰も
期待なんかしてなかったって?そりゃないよ〜)。
部屋の中の様子は左の画像の通りです。


ほとんどの機材は、乾燥剤、カビ防止剤を入れた機密性のあるケースに入れて保管
しています。湿度計も入れてあり、湿度が45%を超えたら乾燥剤を入れ替えています。
え?神経質すぎる?それが天文屋なんです。あきらめて下さい。

    (^−^;

赤道儀は、とりあえずスペースの空いている台所に置いてあります。
(台所に赤道儀・・・・どういう取り合わせだ・・・・)

EM200の極軸をどう合わせるかが問題ですが・・・それはまた後日考えることに・・・




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