スワン彗星(C/2006 M4) 画像






夕空のスワン彗星(C/2006 M4) その11
2006年11月12日 午後6時29分〜午後6時33分の間 120秒露光×2枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理(画像はトリミングしてあります)
写野の広さは10月26日以降撮影の画像は全て同じ(10月27日のおまけ画像を除く)


天候が悪かったため、まともな画像は2枚しか撮れませんでした。
(雲量が増えてもあきらめずに撮影続行! しかし午後6時50分頃から小雨が降り出し、あわてて撤収。ふう、危なかった。)
イオンテイルは写っていないのになぜかダストテイルは写っています。
11月8日撮影の画像で核が細長く伸びて写っていたので、「核が分裂してバーストを起こす
前兆ではないか」と期待しましたが、その後、目立ったバーストは起こしていない様です。




夕空のスワン彗星(C/2006 M4) その10
2006年11月8日 午後6時10分〜午後6時26分の間 120秒露光×8枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理(画像はトリミングしてあります)
写野の広さは10月26日以降撮影の画像は全て同じ(10月27日のおまけ画像を除く)


仕事の都合でしばらく撮影できなかったのですが、ようやく6日ぶりに撮影できました。
透明度良好、月明かりの影響なし(月の出:午後6時35分)という好条件に恵まれ
以外とよく写りました。イオンテイルはかろうじて健在の様です。
ダストテイルは相変わらずマイペースを保っています。




夕空のスワン彗星(C/2006 M4) その9
2006年11月2日 午後6時24分〜午後6時40分の間 120秒露光×8枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理(画像はトリミングしてあります)
写野の広さは10月26日以降撮影の画像は全て同じ(10月27日のおまけ画像を除く)


何故か今日もまた晴れ。ならば撮らねばなるまい。明日以降は仕事の都合でしばらく撮影できませんので・・・。
夕方、晴れてはいましたがたいへんヌケの悪い空。まるで春霞。まるで黄砂。そしておぼろ月夜・・・。
雲は無いはずなのに低空はスモッグが掛かっているかの様な有様です。
今の季節が秋だとはとても思えません(中国からの大気汚染の影響?)
で、撮影結果。月齢11.2の強烈な月明かりのせいでバックの夜空が青っぽい色
になってしまいました。
イオンテイルが細く、そして淡くなってきました。緑色に輝くコマの方はまだまだ楽しめそうですが、そろそろ尾の方は見納めか?




夕空のスワン彗星(C/2006 M4) その8
2006年10月31日 午後6時17分〜午後6時33分の間 120秒露光×8枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理(画像はトリミングしてあります)
写野の広さは10月26日以降撮影の画像は全て同じ(10月27日のおまけ画像を除く)


本日も見事に晴れてしまいました(嬉しい悲鳴)。晴れた以上は撮影せねばなりません。
それにしても今年の秋は異常なほどに晴天が続きます(もともとこれで平年並みなのかもしれませんが)。
本日(10月31日)は月齢9.2。月が大きくなってきましたが、画像の処理方法を工夫すれば以外と苦になりません。

イオンテールが細くなってきましたが、相変わらず長く伸びている姿が確認できます。
右下方向に伸びている茶褐色の淡い尾がダストテイルですが、こちらはイオンテールと比較し、全く目立っていません。
バーストを起こした24日の前後で、イオンテールの見え方については劇的な変化が見られましたが、
なぜかダストテイルの見え方はバーストとは無縁で、ほとんど変化していません(実に不思議)。




夕空のスワン彗星(C/2006 M4) その7
2006年10月30日
午後6時14分〜午後6時30分の間 120秒露光×8枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理(画像はトリミングしてあります)
写野の広さは10月26日以降撮影の画像は全て同じ(10月27日のおまけ画像を除く)


月齢8.2の月明かりにもめげず、本日も撮影しました(月明かりがあってもこれだけ写ルンです)。
日の入りの時刻が早くなってきた+南の方から雲が押し寄せてきた為、今までよりも早い時刻に
撮影した画像を使用しています(午後6時30分以降に撮影した画像は雲で全滅

月明かりの影響もあるのかもしれませんが、コマの視直径と光度が急激に減少しつつある様に
思われます
バーストを起こして、その後の数日間(10月24日〜27日頃)が光度のピークだったのかもしれません。





夕空のスワン彗星(C/2006 M4) その6
2006年10月29日
午後6時25分〜午後6時41分の間 120秒露光×8枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影
 StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理(画像はトリミングしてあります)
写野の広さは10月26日以降撮影の画像は全て同じ(10月27日のおまけ画像を除く)


月齢7.2の月明かりにもめげず、本日も撮影決行!
26日、27日の画像と比較してイオンテールが細くなりました。
(彗星核からのガス、チリの放出量が減少傾向にあるのかもしれません)
新規のアウトバーストは起こしていない様です。





夕空のスワン彗星(C/2006 M4) その5
2006年10月27日
午後6時29分〜午後6時45分の間 120秒露光×8枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理(画像はトリミングしてあります)
写野の広さは10月26日以降撮影の画像は全て同じ(10月27日のおまけ画像を除く)


スワン彗星が大化けしました。当初、最も増光した時でも7等台と予想されていましたが、26日、27日の時点で

明らかに4等台まで明るくなっています。双眼鏡(20×80)では視野いっぱいに尾が伸びているのが
確認できました。肉眼でも、ほんの微かに見えました。感激!!


おまけ画像


スワン彗星(C/2006 M4)と航空機
2006年10月27日
午後6時23分〜午後6時25分の間 120秒露光×1枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 (ノートリミング)
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理


この時間帯は飛行機と人工衛星だらけ。ニアミス続発。
(大迷惑なんですけどねえ、どうしようもありません。)





夕空のスワン彗星(C/2006 M4) その4
2006年10月26日
午後6時49分〜午後6時59分の間 120秒露光×5枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 (画像はトリミングしてあります)
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理


10月25日、スワン彗星がバーストを起こして急激に増光し、4等台になったというニュースが
あちこちで流れていましたが、あいにく25日は仕事のため撮影できませんでした(泣)。
そんなわけで本日26日、多大なる期待を込めて撮影に望みました。
結果、これまでで最も写りの良い画像が得られました(午後6時から午後7時過ぎまで撮影を行ったのですが、
雲間をぬっての強行撮影でしたので、使い物になりそうな画像は5枚しか得られませんでした。それでもこの写り!!)
画像中央付近に見える やや尾の濃い部分には彗星本体から脱落した破片があるのではないかと思われます
撮影を機械にまかせている間、倍率20倍、口径80mmの双眼鏡で彗星を観望しましたが、尾もはっきりと見えました。

おまけ画像 (クリックすると画像が拡大されます)
(1)モノクロ反転画像

尾の淡い部分がはっきり見える様に
調整してあります。
(2)同日夕刻に同じ撮影機材、
   
同じ写野角で撮影した月

スワン彗星と(見掛けの)大きさを比較してみて下さい。
トリミング範囲もそろえてあります。




夕空のスワン彗星(C/2006 M4) その3
2006年10月21日
午後6時14分〜午後6時30分の間 120秒露光×8枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 (画像はトリミングしてあります)
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理


空の透明度が良かったため、思い切って1回あたりの露光時間を120秒に増やしました。
撮影時刻もこれまでより15分ほど早め、彗星の高度の高いうちに撮影しました。
その甲斐あってか、イオンテイルに加えてダストテイルらしきものも見え始めました。





夕空のスワン彗星(C/2006 M4) その2
2006年10月18日
午後6時30分〜午後6時45分の間 90秒露光×10枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 (画像はトリミングしてあります)
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理


露光時間を60秒から90秒に変更しましたが、尾の写り具合はあまり変化していません(多少マシになった程度)。
まだ薄明が残っているため、短時間の露光ですぐにかぶってしまい、あまり露光時間を延ばせません
今後、彗星の光度は下がっていく一方ですが、夕空での高度の方は上がっていくので
もっと明瞭に尾を撮影できる様になるかもしれません。




夕空のスワン彗星(C/2006 M4)
2006年10月16日
午後6時43分〜午後6時59分の間 1分露光×16枚 ISO800
ε-180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 (画像はトリミングしてあります)
StellaImage Ver5、RAP Ver1.12にて画像処理


夕方の空にスワン彗星が見えて参りました。中央集光が強く、カメラのファインダー内でも姿を確認することができました。
尾を見やすくするために画像処理を強く掛けすぎたため、色ムラだらけの画像になってしまいました。





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