12月1日の17P/ホームズ彗星(その2) 2007年12月1日午後8時59分〜午後10時21分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 300秒露光12枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5.1、RAP 1.27にて画像処理(恒星位置基準にて加算) (画像はトリミングしてあります) 総露光時間60分相当の画像を加算し、やや強めの画像処理を掛けて尾の検出を試みました。
更に強い画像処理を掛けてみましたが、イオンテイルらしきものは確認できませんでした |
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12月1日の17P/ホームズ彗星 2007年12月1日午後8時59分〜午後9時41分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 300秒露光6枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5.1、RAP 1.27にて画像処理(恒星位置基準にて加算) (画像はトリミングしてあります) 更に拡散が進んで大きくなっています。
徐々に暗くなりつつありますが、月明かりの無い空の元では まだはっきりと肉眼でも確認することが出来ます。
画像右下の天体はNGC1245(散開星団)です。 |
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11月22日の17P/ホームズ彗星 2007年11月22日午前0時05分〜午前0時53分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 180秒露光12枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(恒星位置基準にて加算平均) (画像はトリミングしてあります) 尾を強調するためにコントラストを強めに処理してあります。 画像の上方に向かってダストテイルと思われる尾が、画像の下方に向かって イオンテイルと思われる尾が伸びているのが確認できます。 |
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アルゲニブ(ミルファク)から遠ざかる17P/ホームズ彗星 2007年11月21日午後11時45分〜11月22日午前0時01分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 60秒露光16枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(恒星位置基準にて加算平均) (画像はトリミングしてあります) アルゲニブとの最接近は過ぎ、既に遠ざかりつつあります。 来年の1月22日にはペルセウス座β(アルゴル)と大接近します。 その頃にはどれくらいの明るさになっているでしょうか?
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アルゲニブ(ミルファク)に接近する17P/ホームズ彗星(11月19日撮影) 2007年11月19日午後11時27分〜11月19日午後11時44分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 60秒露光16枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(恒星位置基準にて加算平均) (画像はトリミングしてあります) 本日はホームズ彗星とアルゲニブが最も接近する日です。 雲量が次第に増えてきた為、月明かりの残る中、撮影を強行しました。 大気の透明度が高かったおかげか、月明かりは意外と障害にはなりませんでした。 |
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11月17日の17P/ホームズ彗星 画像左:月:2007年11月17日午後6時18分〜19分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 1/320秒露光×8枚、ISO100、WB:AUTO、StellaImage Ver5にて画像処理(加算平均 等) (画像はトリミングしてあります) 画像右:17P/ホームズ彗星:2007年11月17日午後11時13分〜11月17日午後11時21分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 60秒露光8枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(加算平均 等) (画像はトリミングしてあります) 11月17日撮影の17P/ホームズ彗星と、同日に同じ機材で撮影した月の(見掛けの)大きさの比較です。 ダストのコマの視直径は月の大きさを超えました。 |
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17P/ホームズ彗星のイオンテイル(11月17日撮影) 2007年11月17日午後10時22分〜11月17日午後11時09分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 5分露光8枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(恒星位置基準にて加算) (画像はトリミングしてあります) ペルセウス座α(アルゲニブ:1.79等星)にかなり接近してきました。 残念ながら、イオンテイルはほとんど確認することができなくなってしまいました。 そのかわり、ダストテイルと思われる尾が、折れ曲がりながら画像の上方に伸びているのが確認できます。 (追記:↑すみません、ダストテイルと記載しましたが、確証はありません) ↑StellaImage Ver5にて、レインボウ1を5回繰り返し |
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17P/ホームズ彗星のイオンテイル(11月14〜15日撮影) 2007年11月14日午後11時51分〜11月15日午前0時37分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 5分露光8枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(恒星位置基準にて加算) (画像はトリミングしてあります) イオンの放出量が減少してしまったのか、コマの周囲には11月8日に撮影した画像ほど 濃いイオンテイルは見られなくなりました(実に残念)。 先日ちぎれたイオンテイルが彗星の後方にまだ見られます。 画像上方に見られる輝星はペルセウス座α(アルゲニブ:1.79等星)です。 ホームズ彗星は11月19〜20日頃にアルゲニブに再接近します。 |
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11月15日の17P/ホームズ彗星 画像左:月:2006年10月26日午後5時23分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 1/50秒露光、ISO100、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(画像はトリミングしてあります) 画像右:17P/ホームズ彗星:2007年11月15日午前1時23分〜11月15日午前1時27分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 30秒露光8枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(加算平均 等) (画像はトリミングしてあります) 11月15日撮影の17P/ホームズ彗星と、同じ機材で撮影した月の(見掛けの)大きさの比較です。 ダストのコマは月の視直径とほぼ同じ大きさにまで拡散しています。 |
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17P/ホームズ彗星のイオンテイル(再画像処理) 2007年11月8日午前2時21分〜午前2時36分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 180秒露光5枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(恒星位置基準にて加算) (画像はトリミングしてあります) 11月8日に撮影した画像を使用し、画像処理をやり直しました。 今回は画像処理のプロセスを見直し、なるべく自然な描写となる様に心掛けました。 こちらの方が断然良い仕上がりです(前回の画像は明らかに失敗作・・・。) 但し、フレーミングが適切でなかった為、写野の広さを充分に生かすことができず、 イオンテールが途中で切れてしまっています。次回こそは全体像を・・・。 |
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17P/ホームズ彗星のイオンテイル 2007年11月8日午前2時21分〜午前2時36分頃撮影(JST) ε−180ED + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 180秒露光5枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(恒星位置基準にて加算) (画像はトリミングしてあります) ε−180EDでホームズ彗星のイオンテイル撮影に挑戦しました。 ところが、撮影途中で伊賀盆地特有の濃い霧にすっぽりと覆われ、結局5枚しか撮影できませんでした(実に悔しい)。 ISO800で撮影した画像で良好なS/Nを得るには経験上16枚は必要なのですが、5枚ではやはり厳しい結果に。 それに加えてかなり強めの画像処理を掛けてありますので かなり画質が荒れています (たいへん見苦しい画像ですが、御了承下さいませ) |
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11月8日の17P/ホームズ彗星(27枚コンポジット版) 2007年11月8日午前1時18分〜午前1時34分頃撮影(JST) ORION 250mm/F4.8 + テレビュー:パラコア2”撮影用 + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 30秒露光27枚撮影、ISO800、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(核の位置を基準に加算平均) (画像はトリミングしてあります) 30秒露光の画像27枚をコンポジットしました。 27枚をコンポジットすることにより、かなりS/Nが改善されました (下の、「拡散する17P/ホームズ彗星」の右端の画像と比較してみて下さい) しかし、27枚もコンポジットしても核近傍の細部の構造の描写はあまり変わり映えしていません。 というか、時間分解能が悪くなったせいか、むしろぼやけた様に思います。 ジェットの吹き出しの状態は時々刻々と変化しているわけですから・・・。いわゆる被写体ブレの様な状態? 30秒露光では16枚コンポジット程度が一番バランスが良さそうです。 たいへん(見掛けの)動きの遅い彗星ですが、この画像の場合は16分間に渡って 撮影した画像をコンポジットしているため、恒星像が線状に伸びて写っています。 |
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拡散する17P/ホームズ彗星 左から順に、 2007年10月28日午後10時15分〜18分頃撮影(JST) 30秒露光6枚撮影、ISO200、核の位置を基準に6枚加算平均 2007年11月1日午前2時4分〜午前2時9分頃撮影(JST) 30秒露光8枚撮影、ISO400、核の位置を基準に8枚加算平均 2007年11月2日午後11時51分〜午後11時55分頃撮影(JST) 30秒露光8枚撮影、ISO400、核の位置を基準に8枚加算平均 2007年11月8日午前1時18分〜午前1時23分頃撮影(JST) 30秒露光8枚撮影、ISO800、核の位置を基準に8枚加算平均 共通撮影条件 ORION 250mm/F4.8 + テレビュー:パラコア2”撮影用 + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(画像はトリミングしてあります) ダストのコマは既に月の視直径の半分を超えています。どこまで拡散するのでしょうか? やや暗くなって写りにくくなってきましたので11月8日の撮影では感度をISO800に上げています。 |
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11月2日の17P/ホームズ彗星(その2) 2007年11月2日午後11時51分〜午後11時55分頃撮影(JST) ORION 250mm/F4.8 + テレビュー:パラコア2”撮影用 + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 30秒露光8枚撮影、ISO400、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(加算平均、マルチバンドシャープ 等) (画像はトリミングしてあります) 晴れないので11月2日に撮影した画像の処理をやり直しました。 核から吹き出すジェット流が見えやすい様に、(ダストの)コマ周辺部のみをトリミングしました。 おまけ:11月2日の17P/ホームズ彗星 ノートリミング版はこちら |
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月と11月2日の17P/ホームズ彗星 【画像左半分】 月:2007年11月3日午前1時29分〜午前1時32分頃撮影(JST) ORION 250mm/F4.8 + テレビュー:パラコア2”撮影用 + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 1/100秒露光6枚撮影、ISO100、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(加算平均 等) (画像はトリミングしてあります) 【画像右半分】 17P/ホームズ彗星:2007年11月2日午後11時51分〜午後11時55分頃撮影(JST) ORION 250mm/F4.8 + テレビュー:パラコア2”撮影用 + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 30秒露光8枚撮影、ISO400、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(加算平均 等) (画像はトリミングしてあります) 月、17P/ホームズ彗星とも、オリジナル画像からトリミングしてありますが、写野を同一に合わせてあります。 それにしても、17P/ホームズ彗星・・・ でかい、でかすぎる! 11月2日の晩の時点で、ダストのコマは月の視直径(約0.5度)の半分近くあります。 大分、拡散してきましたが、彗星全体としての光度はほとんど変化していない様に思われます。 すぐに暗くなってしまうと想像していましたが、まだまだ当分の間楽しめそうです。 こいつは長期戦になりそうな予感 (嬉しいような、つらいような・・・体力続くかなあ・・・) |
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11月1日未明の17P/ホームズ彗星 2007年11月1日午前2時4分〜午前2時9分頃撮影(JST) ORION 250mm/F4.8 + テレビュー:パラコア2”撮影用 + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 30秒露光8枚撮影、ISO400、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.6にて画像処理(核の位置を基準に8枚加算平均) (画像はトリミングしてあります)) オリジナル画像からトリミングしてありますが、写野は10月28日撮影の画像、 「17P/ホームズ彗星のクローズアップ」と同一に合わせてあります。 (両画像を比較すると、コマの視直径が大きくなっているのがお分かりいただけるかと思います) コマが大きくなった分、ダストの密度が低下した為か、単位面積あたりの輝度は3日前よりも低下していました。 (実際、ISO200、30秒で試し撮りしたところ、前回撮影した画像よりも写りが悪くなっていました) よって、今回はISO感度を400まで上げて撮影を行っています。 コマの輝度が低下したおかげで、核から放出されるジェットの構造は逆に観察しやすくなりました。 コマ内部にリング状に見えている部分は、初期のバーストで放出されたダストの密度の濃い部分では ないかと思われます(が確証は何もありません)。 この彗星、本当に謎だらけです。 |
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17P/ホームズ彗星の周囲を取り巻く緑色のハロー ORION 250mm/F4.8 + テレビュー:パラコア2”撮影用 + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 ISO400、WB:AUTO、30秒露光1枚撮影(2007年10月28日午後10時10分頃撮影(JST)) ISO200、WB:AUTO、30秒露光1枚撮影(2007年10月28日午後10時12分頃撮影(JST)) ISO100、WB:AUTO、30秒露光6枚撮影(2007年10月28日午後10時15分〜18分頃撮影(JST)) StellaImage Ver5、RAP 1.2.5にて画像処理(核の位置を基準に上記8枚の画像を加算) (画像はトリミングしてあります)) 非常に淡いため肉眼でははっきりと確認できませんが、17P/ホームズ彗星のコマの周囲には、 緑色のハローが取り巻いています。色から推測するに、この領域には彗星から放出されたイオンが 充満しているのではないでしょうか?(あくまで推測ですが)。コマの部分は黄色っぽく見えて いますので、この領域には恐らくダスト成分が多く含まれているのではないかと思われます。 注:強い画像処理を掛けて画像のわずかな輝度差を強調してありますので、コマの部分は白く飛んでしまっています。 |
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17P/ホームズ彗星のクローズアップ 2007年10月28日午後10時15分〜18分頃撮影(JST) ORION 250mm/F4.8 + テレビュー:パラコア2”撮影用 + D200 + EM200 Temma2 にて撮影 30秒露光6枚撮影、ISO200、WB:AUTO、StellaImage Ver5、RAP 1.2.5にて画像処理(核の位置を基準に6枚加算平均) (画像はトリミングしてあります) 中心からやや外れた位置にある恒星状の輝点は核本体でしょうか? 円形状に広がるばかりで、尾らしきものは相変わらず確認できません。 拡大撮影した画像を見ると、コマの色は淡い黄色をしていますが、 その外縁部ではやや緑色を帯びているのが確認できます。
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突然大増光した、17P/ホームズ彗星 2007年10月28日午前2時14分頃撮影(JST) Nikon D200 + TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09) にて固定撮影 焦点距離75mm、F2.8、ISO400、6秒露光、WB:AUTO、StellaImage Ver5にて画像処理(画像はトリミングしてあります)) 17P ホームズ彗星が突然大増光しました。現在、ペルセウス座に見えています。 肉眼ではまるで恒星の様に見えています。双眼鏡を使うと核の周囲を円形状に取り巻くコマがはっきりと見えます。 StellaImage Ver5でホームズ彗星の光度を測定したところ、ほぼ2.5等級でした。今後の変化が楽しみです。 17P ホームズ彗星は、今回新たに発見された彗星ではなく、古くから知られている周期彗星です。大増光の原因は強烈な バーストが発生した為と思われますが、近日点を5ヶ月も過ぎた今の時点で何故バーストを起こしたのかは全くもって不明です |