愛用の天文機材
天文屋が天体観望、天体撮影に使用している機材です。
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MUTOH CV-04(Eチップ換装品) この冷却CCDは97年3月に購入しました。当時はMUTOH工業が製造、販売 していたものですが、現在では光映舎がアフターサービスを引き継いでいます。 最初の仕様ではシャッターが気密室の内部にあったため、CCDにほこりが付着 しやすく、使用を重ねるにつれその影響が無視できなくなってきたので、2001年 の暮れに光映舎にメンテナンスを依頼しようと思い、そのついでにEチップに交換 しました。この時、シャッターを機密室の外部に移動させる改造も同時に行われた ので 現在ではほこり付着の心配は無くなりました。何しろ高価な代物ですので、 乾燥剤を入れて内部の湿度を30%台に保ったプラスチックケース内に保管して います。 おまけ画像 CCDチップ面のクローズアップ |
Meade Pictor201XT 本機は1997年に購入しました。 Meade LX200とは完全な互換性をもっており、何らのオプションを使用することなく 接続できます。Vixen GP−D(Skysensor 2000PC)とは、以前 望遠鏡販売店の Newtonから販売されていた接続ケーブルを使用して接続することが可能です。 EM−200との接続は、SBIGのRAB(リレーアダプターボックス)とTemmaシリーズ用の オートガイド接続ケーブルがあれば可能かもしれませんが、所有していないので試した ことはありません。 構造は極めてシンプルで、電源端子と信号出力端子の他にボタン1個と2桁表示の ディスプレイが付いているだけです。このボタンとディスプレイの表示のみで操作します。 ボタンを押す長さによってオートガイダーに3種類の異なるコマンドを与える仕組みに なっています。慣れないうちは随分これに苦労させられました。シンプルな外観とは 裏腹に、多くの動作モードがあり、使いこなすにはそれらを頭に叩き込んで置く必要が あります(さもないと、撮影中に意図しない動作モードに入ったりした場合、元の動作 モードに復帰できず、パニくります)。また、ピント出しにもかなりコツが必要です。 はっきり言って本機は初心者には向きません。使いこなしにはかなりの努力と忍耐が 必要です。 おまけ画像 CCDチップ面のクローズアップ |