愛用の天文機材
天文屋が天体観望、天体撮影に使用している機材です。
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双眼鏡




Vixen B 20×80NEW(W)
倍率20倍、口径80mm、実視界3.3度、見掛け視界66度の双眼鏡。
95年の12月に購入し、9年ほど使用しています。
口径のわりに価格が手頃で、光学性能もまずまずです。

この双眼鏡で、百武彗星やヘールボップ彗星、その他多くの彗星の観望を楽しみました。
口径80mmの集光力はたいしたもので、肉眼ではまるで見えない彗星であっても
本機を使えば楽々と探し出すことができます。

重量が2300gとかなり重いため手持ちでの使用は無理で、三脚が必要です。
先端部のフードはBORG 76ED金属鏡筒の様にスルスルと伸ばすことができ、
迷光防止、夜露の付着防止に役に立ちます。

難点はやはり、重さとサイズの大きさでしょうか。旅行に気軽に持って行くというわけには
いきません。専用のケースが付属していますが、かなりかさばり、肩に下げるとずっしりと
重みを感じます。




COOLPIX990でコリメート撮影
Wide Bino 2.3×40

倍率2.3倍、口径40mm、実視界28度というロシア製の変わりダネ双眼鏡
(というかオペラグラス)。 重量はわずか260gで、長時間手持ちで使用しても苦に
なりませんが、三脚に取り付けるためのネジ穴が無いのはやや不満。
製品の入っている箱、及び取り扱い説明書の紙質が非常に○×△であるのを見た時、
本機がロシア製であることを改めて再認識しました。^o^

    取り扱い説明書に書かれている製品名らしき表記
   「БИНОКЛЬ БГШ 2,3×40」 ← 何と発音するんでしょうか? 

「良い点」
・視野が非常に広いため、星座の位置を確認する際に非常に役に立ちます。
・ドブソニアンで観望する際、本機をテルラドファインダーにあてがって使用しています。
 肉眼より2等級は暗い星まで見え、しかも視野が広いので非常に便利。

「悪い点」
・目の位置が中心から少しでもずれると見える像が急速に崩れてしまいます
 (よって、覗く前に眼幅を正確に合わせておく必要があります)
・視野中央の像は非常にシャープなのですが、周辺へ行くに従って急速に像が悪化します。
 (COOLPIX990でコリメート撮影した左の画像を参照)
・ピント合わせは左右別々に調整する方式となっていますが、このピントリングが緩く、
 すぐに回転して位置がずれてしまうので、無限遠に調整したあとテープで固定して
 使用しています。





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