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天体画像集(月)
天文屋が撮影した天体画像です。
見たい画像をクリックすると拡大されます。
(画像の無断使用を禁じます)

2018年1月31日 皆既月食


皆既月食(GIFアニメ)
2018年1月31日午後8時20分~2018年2月1日午前0時11分 (JST)
デジタル一眼レフカメラ:SONY α7S、撮像範囲:フルサイズ36×24)
感度:ISO200~4000、露光時間:1/400~5秒
画質:RAW、高感度ノイズ除去:NORMAL
長秒時ノイズ除去:OFF、WB:AUTO

撮影光学系:KASAI ALTER-7(口径180mm、焦点距離1800mm、F10)

直焦点撮影
赤道儀:タカハシ EM200 Temma2

StellaImage Ver.8.0eにて画像処理(DARK減算無し)
自宅から撮影
(画像をトリミングしてあるので写野は元画像より狭くなっています)

皆既食の後半は薄雲に悩まされましたが、めげずに撮影を続けました。
とにかく寒くて死にそうでした。





皆既月食(食の最大)
2018年1月31日午後10時29分21秒~29分26秒 (JST)
デジタル一眼レフカメラ:SONY α7S、撮像範囲:フルサイズ36×24)
感度:ISO4000、露光時間5秒
画質:RAW、高感度ノイズ除去:NORMAL
長秒時ノイズ除去:OFF、WB:AUTO

撮影光学系:KASAI ALTER-7(口径180mm、焦点距離1800mm、F10)

直焦点撮影
赤道儀:タカハシ EM200 Temma2

StellaImage Ver.8.0eにて画像処理(DARK減算無し)
自宅から撮影
(画像をトリミングしてあるので写野は元画像より狭くなっています)

部分食の時点で既に薄雲が広がっていたのですが、
皆既食が始まる頃にはかなり雲が厚くなってきた為、
撤収しようかと思いましが、そのままねばり続け、
皆既食最大の頃に雲が再び薄くなってきたので、すかさず撮影。
ねばり勝ち。






月と桜(その3)

2014年4月11日午後6時00分頃 (JST)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D800、撮像範囲:FXフォーマット(36×24)
感度:ISO320、露光時間1/200秒
画質:RAW、高感度ノイズ除去:NORMAL
長秒時ノイズ除去:ON、WB:AUTO

交換レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
焦点距離:120mm、
絞り:F8.0

StellaImage Ver7.0dにて画像処理
自宅付近にて撮影
(画像はトリミングしてあります)

「月と桜」シリーズの夕方バージョン。
月齢は11.6。




月と桜(その2)

2014年4月9日午後5時38分頃 (JST)
デジタルカメラ:SONY DSC-RX100
感度:ISO200、露光時間1/60秒
WB:AUTO、オートHDR:露出差6.0EV
焦点距離:37mm(35mm版換算100mm)、
絞り:F8.0

StellaImage Ver7.0dにて画像処理
自宅付近にて撮影
(画像はトリミングしてあります)

「月と桜」シリーズの昼間バージョン。
夜間に撮影するよりもずっと楽チンですが、
桜の隙間を見つけて構図を決めるまでに
結構時間が掛かります。そして悩みます。
月齢は9.6。




月と桜(その1)

2014年4月7日午後9時37分頃 (JST)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D800、撮像範囲:FXフォーマット(36×24)
感度:ISO200、露光時間15秒
画質:RAW、高感度ノイズ除去:NORMAL
長秒時ノイズ除去:ON、WB:AUTO

交換レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
焦点距離:120mm、
絞り:F9.0

StellaImage Ver7.0dにて画像処理
JR 油日駅にて撮影
(画像はトリミングしてあります)

月齢は7.7。ほぼ半月ですが、露光時間が長いので
それよりも月齢が大きく見えています。
すぐ近くに木星もありましたが、フレーミングが難しいので
同一写野には入れませんでした。





地球照

2013年4月8日午前4時40分頃(JST)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D4、撮像範囲:FXフォーマット(36×24)
交換レンズ:
SIGMA APO 300mm F2.8 EX HSM
焦点距離:300mm、絞り:F2.8をF3.5に絞る、
赤道儀:タカハシ EM200 Temma2
露光時間:6秒を1枚撮影、感度:ISO200、
画質:RAW、高感度ノイズ除去:NORMAL、長秒時ノイズ除去:ON、WB:AUTO
StellaImage Ver7.0aにて画像処理
画像はトリミングしてあります)

撮影地:三重県伊賀市


パンスターズ彗星の撮影後に撮影しました。
月齢27.0、輝面比0.07




BORG 89EDで撮影した月

デジタル一眼レフカメラ Nikon D800、撮像範囲:FXフォーマット(36×24)
望遠鏡:BORG 89ED(焦点距離600mm、F6.74)
テレエクステンダーレンズ:TeleVue
2.5×POWERMATE
(合成焦点距離:1500mm、合成F値:F16.85)

撮影方法:固定撮影、
感度:ISO800、WB:AUTO、露光時間:1/500秒
長秒時ノイズ低減:ON、高感度ノイズ除去:NORMAL
撮影画質:RAW、StellaImage Ver6.5aにて画像処理

2013年2月1日午前2時08分頃撮影(JST)
(画像はトリミングしてあります)

BORG 89EDで試写を行いました。
気流が乱れていた割には良く写りました。






上弦の月(その2)
「撮影日時」 2012年8月25日 20時40分53秒~20時41分18秒 と
            20時44分27秒~20時44分52秒 (JST)
「機材」 望遠鏡 ・・・・・・・・Skywatcher BKMN190
            (口径:190mm、焦点距離1000mm、F5.3)
赤道儀・・・・・・・・・TAKAHASHI EM-200 Temma2
USBカメラ・・・・・・IMAGING SOURCE DMK51AU02.AS
「撮影方法」 直焦点ノーガイド撮影
「撮影条件」 撮影時間 : 写野を変えて25秒間をそれぞれ1回ずつ、計2回撮影
露光時間 : 1/500秒

フレームレート:12fps
、ガンマ:0、ゲイン:0
「画像処理ソフト」 ・RegiStax Ver6.0
 (300フレームをコンポジット、ウェーブレット変換)
・StellaImage Ver6.5a
 (2画像の繋ぎ合わせ、トリミング)

1000mmの焦点距離では、一度に月の全体を撮影できないので、
半分ずつ2回に分けて撮影し、後で2枚の画像を繋ぎ合わせました。
今回は手を抜かずに、本気で撮影+本気で画像処理を行いました。
(フフフ、本気を出せば、この通り (´◉◞౪◟◉) ドヤ顔 )

(しかし、気まぐれ天文屋の「本気」は、いつまでもは続かないのであった・・・)





上弦の月

望遠鏡:Skywatcher BK MAK150(口径150mm、焦点距離1800mm、F12)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D4
撮影条件:直焦点、ISO1600、露光1/320秒×4枚撮影、WB:AUTO
撮影時刻:2012年8月24日 午後8時00分頃(JST)

架台:Vixen HF2経緯台にて固定撮影
画質:RAWで撮影→CaptureNX2でTifに変換→StellaImage Ver6.5aにてコンポジット

(画像はトリミングしてあります)

赤道儀を使用せず、経緯台固定での手抜き撮影です。
やや感度を上げて高速シャッターを切ると、意外とブレずに写ります。





上弦の月(動画)

 「撮影データ」
望遠鏡 :Skywatcher BK MAK150(口径150mm、焦点距離1800mm、F12)
デジタル一眼レフカメラ : Nikon D4 (1920X1080 30fps クロップにて動画撮影)

撮影時刻:2012年8月24日 午後7時56分頃(JST)
架台:Vixen HF2経緯台にて固定撮影





部分月食を撮影(但し曇天)
6月4日の部分月食は残念ながら曇天でしたが、午後8時20分頃、少し雲が
薄くなった瞬間に双眼鏡で眺めたところ、欠けているのが確認できました。
即座に撮影を試みましたが、また厚い雲に覆われてしまい、間に合いませんでした。
あまりにも悔しかったので、午後9時過ぎ頃、月が薄ぼんやりと見えた
瞬間を狙って長時間露光で無理矢理撮影しました。
右下が少し欠けて見えるような(見えない様な)・・・。
パソコンに表示されているのは、部分月食のLIVE中継「SOLiVE24」。
銀河の森天文台(北海道陸別町)では晴れていた様です。

一応、撮影データ
望遠鏡:BORG 76EDL(口径:76mm、F値:F10、焦点距離760mm)
テレコンバーター:TeleVue Powermate 2.0x(2”)
合成焦点距離:1520mm、合成F値:F20
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D4
赤道儀:TAKAHASHI EM-200 Temma2
撮影日時:2012年6月4日 午後8時01分頃(JST)
感度:ISO6400、露光時間:7.3秒
画質:TIFF、WB:AUTO
StellaImage Ver6.5aにて画像処理

(画像はトリミングしてあります)




部分月食前日の月(動画)
望遠鏡:BORG 77EDⅡ(口径:76mm、焦点距離510mm)
接眼レンズ:PENTAX XW 20mm
ビデオカメラ:Canon iVIS HV20
赤道儀:TAKAHASHI EM-200 Temma2
撮影日時:2012年6月3日 午後11時40分~午後11時50分頃(JST)

6月4日の部分月食の予行演習を兼ねて6月3日に撮影。
音楽(著作権フリー)をバックに流して、それらしく編集してみました(笑)
後は晴れてくれるのを祈るのみですが、GPV気象予報
http://weather-gpv.info/ を見る限り、
6月4日の夕方はすっきりとは晴れてくれないみたいです。




皆既月食(ブルーベルトの検証)

2011年12月11日午前0時09分頃撮影(JST)
望遠鏡:笠井トレーディング ALTER-7 + IntesMikro ×0.8 Reducer
(口径:180mm、合成F値:F8、焦点距離1440mm)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D7000
赤道儀:タカハシ EM200 Temma2
4秒露光、画質:RAW、感度:ISO200、WB:AUTO、
StellaImage Ver6.5a、Paint Shop Pro Ver7にて画像処理
(画像はトリミングしてあります)

皆既月食(その3)の画像の彩度を思い切り高めた画像です。
アストロアーツのHPの皆既月食投稿画像に、ブルーベルトに関する画像が載っているのを
見て興味を持ち、自分の撮影した画像で実際に試してみました。
結果は上記の画像の通り。
確かに、地球の本影の縁の部分には青い波長の光が多く含まれる様です。
目視でも青っぽい光である様には感じていたのですが、
単なる気のせいという訳では無さそうです。

ブルーバンドを科学的に説明した資料がないかインターネットで探したところ、
いくつか探し当てました。それらをまとめると、

地球の上部成層圏を通過した光は赤色光を吸収し、実際に通過する光線は青くなり、
オゾン層を貫通する。それらは月食の際に、地球の影の赤いコアの周りを取り巻く
柔らかいブルーフリンジとして見ることができる


ということの様です。
但し、上記の説明が本当に正しいのかどうか私には判断がつきません。
「そのような学説があるが真偽は不明」という程度に記憶しておいて頂ければ幸いです。





皆既月食

2011年12月10日午後11時21分頃撮影(JST)
望遠鏡:笠井トレーディング ALTER-7 + IntesMikro ×0.8 Reducer
(口径:180mm、合成F値:F8、焦点距離1440mm)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D7000
赤道儀:タカハシ EM200 Temma2
3秒露光、画質:RAW、感度:ISO400、WB:AUTO、
StellaImage Ver6.5aにて画像処理

12月10日当日は夕方6時頃から小雨が降りだし、午後9時頃になってもまだ
止まず、天候が回復しそうになかった為、正直、撮影は殆どあきらめていました。
しかし、午後11時頃から
晴れ間が見え出し、急激に天候が回復。
一気に快晴の状態に。本当に訳のわからん天気です。
スクランブル発進状態で機材をセットし、慌てて撮影しました。
撮影を開始した時点では月食の前半は終了しており、既に皆既の状態。
よくまあ、奇跡的に晴れてくれたものです。運が良いんだか悪いんだか。
実は午後11時の時点では既にパジャマに着替えており、すぐさま寝るつもりでした。
実に危なかった。フー。




皆既月食(その2)

2011年12月10日午後11時32分頃撮影(JST)
望遠鏡:笠井トレーディング ALTER-7 + IntesMikro ×0.8 Reducer
(口径:180mm、合成F値:F8、焦点距離1440mm)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D7000
赤道儀:タカハシ EM200 Temma2
15秒露光、画質:RAW、感度:ISO200、WB:AUTO、
StellaImage Ver6.5aにて画像処理
(画像はトリミングしてあります)

皆既食最大時刻の画像です。
今回の月食は、月が地球の影の中心からやや離れた位置を通過した為、
皆既の間中、月の南極付近がほんのりと明るく見えていました。

火山噴火や大規模な森林火災の直後に皆既月食が起こると、
月がどこにあるのかわからないくらい暗く見えるものですが、今回の月食は非常に明るく、
ダンジョン・スケールの3と4の間くらいと思われます。




皆既月食(その3)

2011年12月11日午前0時09分頃撮影(JST)
望遠鏡:笠井トレーディング ALTER-7 + IntesMikro ×0.8 Reducer
(口径:180mm、合成F値:F8、焦点距離1440mm)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D7000
赤道儀:タカハシ EM200 Temma2
4秒露光、画質:RAW、感度:ISO200、WB:AUTO、
StellaImage Ver6.5aにて画像処理
(画像はトリミングしてあります)

皆既食終了後、11分が経過した時点の画像です(食分0.90)




皆既月食(その4)

2011年12月11日午前0時38分頃撮影(JST)
望遠鏡:笠井トレーディング ALTER-7 + IntesMikro ×0.8 Reducer
(口径:180mm、合成F値:F8、焦点距離1440mm)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D7000
赤道儀:タカハシ EM200 Temma2
2.5秒露光、画質:RAW、感度:ISO100、WB:AUTO、
StellaImage Ver6.5aにて画像処理
(画像はトリミングしてあります)

月が地球の本影から半分ほど抜け出た時点で撮影(食分0.55)
画像の右上が薄緑色にかぶっているのはゴーストが発生している為です。
(レデューサー後面のレンズとD7000の撮像素子表面との間で
乱反射が発生していることが原因と思われます)
ゴーストが画像に写りこむのを極力避ける為、月を写野の一番端に寄せて撮影しました。
初めて使用する機材でいきなり本番の撮影に臨むと
予期せぬトラブルがいろいろと発生するものです。
反省。




皆既月食(その5)


2011年12月11日午前1時00分頃撮影(JST)
望遠鏡:笠井トレーディング ALTER-7 + IntesMikro ×0.8 Reducer
(口径:180mm、合成F値:F8、焦点距離1440mm)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D7000
赤道儀:タカハシ EM200 Temma2
0.77秒露光、画質:RAW、感度:ISO100、WB:AUTO、
StellaImage Ver6.5aにて画像処理
(画像はトリミングしてあります)

食分0.26の時点での画像。
ゴーストの発生が更に酷いことに・・・(泣)
本影の部分は、まだかろうじて赤く見えます。




皆既月食(その6)

2011年12月11日午前1時15分頃撮影(JST)
望遠鏡:笠井トレーディング ALTER-7 + IntesMikro ×0.8 Reducer
(口径:180mm、合成F値:F8、焦点距離1440mm)
デジタル一眼レフカメラ:Nikon D7000
赤道儀:タカハシ EM200 Temma2
1/250秒露光、画質:RAW、感度:ISO100、WB:AUTO、
StellaImage Ver6.5aにて画像処理
(画像はトリミングしてあります)

食分0.04の時点での画像。
(この画像のみ、月面の日なたの部分が適正露出となるように撮影)

この時点ではまだ月面の明るい部分は全て地球の半影の中に入ったままの状態ですが、
見た目には普段の月の明るさと変わりありませんでした。





19時51分頃

20時08分頃

20時21分頃

20時28分頃
2007年8月28日の皆既月食
「撮影日時」 2007年8月28日
19時51分頃、20時08分頃、20時21分頃、20時28分頃
(JST)
「機材」 望遠鏡・・・・・・・・ORION ニュートン反射 25cm F4.8
         (公称焦点距離1181mm)
         にテレビュー パラコア(撮影用)を装着
         (合成焦点距離1358mm、合成F値:F5.4)
架台:タカハシ EM-200 Temma2
デジタル一眼レフカメラ・・・Nikon D200
「撮影方法」 直焦点撮影(赤道儀にてノータッチガイド撮影)
 (ISO:100、画質:RAW、ホワイトバランス:AUTO、
露光時間:
19時51分、20時08分、20時21分頃撮影の画像:10秒
20時28分頃撮影の画像:5.4秒
「画像処理ソフト」 ステライメージVer5
(コントラスト調整、アンシャープマスク、トリミング、解像度変更)
「撮影場所」  三重県伊賀市西湯舟

久しぶりに皆既月食が起こるということで事前に準備を進めていましたが、天気予報によると天候は「曇り」とのこと。夕方頃に空を見上げると雲量80~95%程度。天頂付近に若干の晴れ間はあるものの、地平高度の低い辺りはベタ曇り状態。観測は恐らく無理であろうと思い、ほとんど諦めかけていました。
ところが19時30分頃に東の空の様子を確認してみると、薄雲を通して月の姿が確認できたので急いで撮影の準備に取り掛かりました。しかし、極軸を合わせようにも北極星の付近の雲が厚く、全く晴れる気配がありません。「結局、1枚も撮影できなかった」という事態だけは避けたかったので、極軸はおおよその位置で合わせました(自宅の同じ位置から何度も撮影を行っているので北極星の位置はほぼ把握しており、この方法でも誤差はほとんどなかったはずです)。

1枚目の画像は19時51分頃の撮影。皆既の最大は19時37分頃であるので
、既に皆既食の最大から14分ほどが経過しています。月の左下の方に恒星が見えていますが、これは水瓶座のσ星(4.8等)です。この後、月による食が起こりますが、急に雲が厚くなり、月に潜入する瞬間は見ることも撮影することもできませんでした。

2枚目の画像は20時08分頃の撮影。既に水瓶座のσ星は月に隠されています。1枚目の画像よりも左下の部分が若干明るくなってきています。

3枚目の画像は20時21分頃の撮影。皆既食の終了間近の状態。(皆既食の終了時刻は、国立天文台のホームページによると20時22.7分となっています)

4枚目の画像は20時28分頃の撮影。水瓶座のσ星が月の右下から出現しています。皆既食が終わり、月の左下がかなり明るくなってきていますが、この部分ではまだ半影食が続いています。半影食は22時22分頃まで続きますが、この後は厚い雲に覆われて全く撮影することができませんでした。




ORIONで月を撮影しました。RAWで撮影した画像を4枚コンポジットし、階調豊かな画像に仕上げました。中央部はシャープですが、周辺部はコマ収差の影響により多少像がぼやけています(この点が短焦点ニュートン反射の泣き所です)。パラコア(撮影用)が欲しいなあ・・・
ORIONで撮影した月(月齢10.0)
「撮影日時」 2007年7月24日 20時09分~20時11分の間(JST)
「機材」 望遠鏡・・・・・・・・ORION ニュートン反射 25cm f4.8
          (公称焦点距離1181mm)
架台:タカハシ EM-200 Temma2
デジタル一眼レフカメラ・・・Nikon D200
「撮影方法」 直焦点撮影(赤道儀にてノータッチガイド撮影)
 (ISO:100、画質:RAW、ホワイトバランス:AUTO、
  露光時間:1/200秒で4枚撮影)
「画像処理ソフト」 ステライメージVer5
  (コンポジット、レベル調整、コントラスト調整、
   アンシャープマスク、トリミング、解像度変更)
「撮影場所」  三重県伊賀市西湯舟
    




特に理由はありませんが、急に月を撮影してみたくなりました。
(↑発作の様なものと思われます)
月齢9.0
「撮影日時」 2005年10月12日 18時53分(JST)
「機材」 望遠レンズ ・・・・・・・BORG 76ED
テレコンバーター・・・BORG  3倍テレコンバーター
              → (合成焦点距離1500mm、F19.7)
赤道儀・・・・・・・・・・・・Vixen GPD(Skysensor 2000PC)
デジタル一眼レフカメラ・・・Canon EOS Kiss Digital N
「撮影方法」 直焦点撮影(赤道儀にてノータッチガイド撮影)
  露光時間 : 1/60秒
  ISO : 400
  画質 : JPEG Large
  ホワイトバランス : AUTO
「画像処理ソフト」 ステライメージ5
  
(レベル調整、コントラスト調整、アンシャープマスク、
   トリミング、解像度変更)
「撮影場所」  三重県伊賀市西湯舟




会社から帰る途中、月が木星の近くにあることに気付き、帰宅後に撮影しました。月が最も木星に近づいたのは翌23日の午前2時頃ですが、その時間帯には薄雲が掛かってしまい、あまりきれいな画像が撮れなかったので こちらの画像の方をUPしました。
木星に接近する月
「撮影日時」 2005年4月22日 22時47分(JST)
「機材」 望遠レンズ ・・・・ SIGMA APO 300mm F2.8 EX HSM
           SIGMA APO TELE CONVERTER 2.0×
             → (合成焦点距離600mm、F5.6)
三脚・・・・・・・・・・・・Velbon PH-150
デジタル一眼レフカメラ・・・Nikon D70
「撮影方法」 三脚にカメラを固定して撮影
  露光時間 : 1/50秒
  ISO : 200
  絞り:F5.6をF10に絞る
  ホワイトバランス : AUTO
「画像処理ソフト」 Paint shop pro7
「撮影場所」  神奈川県川崎市宮前区犬蔵




新規に購入したNikonのデジタル一眼レフカメラ D70で月を撮影しました。赤道儀は使っていません(いわゆる手抜き撮影)。写野一杯に月を写し込むにはもう少し焦点距離が欲しいところ(この画像はトリミングしています)ですが、実にお手軽な撮影法でここまで撮れてしまいました。   
Nikon D70で撮影した月
「撮影日時」 2004年6月6日 02時31分(JST)
「機材」 望遠鏡 ・・・・・・・・・BORG 76EDL (焦点距離760mm)
テレコンバーターレンズ・・・BORG 1.4倍テレコンバーター
      → (合成焦点距離1064mm)
三脚・・・・・・・・・・・・Velbon PH-150
デジタル一眼レフカメラ・・・Nikon D70
「撮影方法」 直焦点ノーガイド撮影
  露光時間 : 1/200秒
  ISO : 800
  ホワイトバランス : AUTO
「画像処理ソフト」 ステライメージ4
Paint shop pro7
「撮影場所」  神奈川県川崎市宮前区犬蔵




この日、火星にかなり近いところまで月が接近しました。良く見ると、火星の南極冠まで写っています。大接近中であるにもかかわらず、月と比較すれば火星とはこんなにも小さいものだったんですねえ・・・
   カラー版はこちらをクリック
火星に接近する月
「撮影日時」 2003年9月9日 21時27分(JST)
「機材」 望遠鏡 ・・・・・・・・・BORG 76ED (焦点距離500mm)
架台・・・・・・・・・・・・タカハシ EM-200 Temma2
冷却CCDカメラ・・・MUTOH CV-04(Eチップ換装品)
干渉フィルター・・・光映舎 LRGB スライドフィルター
           (TYPE3)のRフィルターのみ使用
「撮影方法」 直焦点、ノータッチガイド撮影(露光時間0.01秒)
「画像処理ソフト」 ステライメージ4
「撮影場所」  神奈川県川崎市宮前区犬蔵




月面南部はクレーターだらけで荒々しい感じがします。
月(クラビウスクレーター付近)
「撮影日時」 1999年1月27日 20時50分(JST)
「機材」 望遠鏡・・・・・・・・・MEADE DOB32
            (焦点距離1525mm)
            (自作φ11cm偏心絞り使用)
架台・・・・・・・・・・・MEADE DOB32用経緯台(^o^)
冷却CCDカメラ・・・MUTOH CV-04
「撮影方法」 直焦点ノーガイド撮影 (露光時間0.008秒)
「画像処理ソフト」 ステライメージ2
「撮影場所」  三重県阿山郡阿山町西湯舟




コペルニクスクレーターの周囲の海の部分は下手な左官屋がモルタルを塗った跡の様に見える・・・。
月(コペルニクスクレーター付近)
「撮影日時」 1999年1月27日 20時45分(JST)
「機材」 望遠鏡・・・・・・・・・MEADE DOB32
            (焦点距離1525mm)
            (自作φ11cm偏心絞り使用)
架台・・・・・・・・・・・MEADE DOB32用経緯台(^o^)
冷却CCDカメラ・・・MUTOH CV-04
「撮影方法」 直焦点ノーガイド撮影 (露光時間0.008秒)
「画像処理ソフト」 ステライメージ2
「撮影場所」  三重県阿山郡阿山町西湯舟




アルプス山脈のアルプス谷付近です(こんないい加減な撮影方法でもここまで写せてしまいます)。アルプス谷の中にあるさらに小さな谷は画像を拡大・・・しても見えない。残念。
月(アルプス谷付近)
「撮影日時」 1999年1月27日 20時40分(JST)
「機材」 望遠鏡・・・・・・・・・MEADE DOB32
            (焦点距離1525mm)
            (自作φ11cm偏心絞り使用)
架台・・・・・・・・・・・MEADE DOB32用経緯台(^o^)
冷却CCDカメラ・・・MUTOH CV-04
「撮影方法」 直焦点ノーガイド撮影 (露光時間0.008秒)
「画像処理ソフト」 ステライメージ2
「撮影場所」  三重県阿山郡阿山町西湯舟




月(全景)
「撮影日時」 1997年4月13日 20時31分(JST)
「機材」 望遠鏡・・・・・・・・・BORG 76ED (焦点距離500mm)
架台・・・・・・・・・・・MEADE LX200-20/F10に同架
            (経緯台モード)
冷却CCDカメラ・・・MUTOH CV-04
「撮影方法」 直焦点、ノータッチガイド撮影(露光時間0.008秒)
「画像処理ソフト」 ステライメージ
「撮影場所」  三重県阿山郡阿山町西湯舟

思ったよりシャープに撮れて満足。




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